2004-04-23 「あけぼの」で北へ
念願の「桜まつり」を見に、寝台列車で弘前へ。
上野発21:52というから、家で夕食をとってからゆっくり間に合う。東北新幹線が東京に来てしまってからというものおよそ上野には縁がなくなってしまったが、久しぶりの「下のホーム」はちょっとだけ懐しい。
念願の「桜まつり」を見に、寝台列車で弘前へ。
上野発21:52というから、家で夕食をとってからゆっくり間に合う。東北新幹線が東京に来てしまってからというものおよそ上野には縁がなくなってしまったが、久しぶりの「下のホーム」はちょっとだけ懐しい。
今晩の寝台列車で弘前に行きます。もちろん桜を見に。
悦子が行くまで、「弘前の桜」のいう意識もなかったのですが、その気になってみると新聞やポスターやTVでやってますね。 最新情報によると、「昨日からの雨の影響で一部花が散り始めているところもあるが、園内、桜のトンネルともにまだ満開である」とのこと。あと18時間くらい。 桜の話題なのに写真の一枚もないのが悲しいが、明日撮ってきて載せよう!
Born To Rebell -- Birth Order, Family Dynamics, and Creative Lives --
Frank J. Sulloway
「懐疑は踊る」の方にちょっと書いたこの本が火曜に届いた。600ページもある本なので、すぐには読まないかと思っていたのだが読み始めたら引き込まれていく。Skeptic Magazineの書評は、難しくて読みにくかったのだが、Sullowayの文章はかなりわかりやすい。
『The Demon-Haunted World: Science As a Candle in the Dark』 Carl Sagan
『Why People Believe Weird Things: Pseudoscience, Superstition, and Other Confusions of Our Time』
Michael Shermer
2冊とも、最近邦訳を読んだもの。「原書でなくちゃぁ」などと大それたことは思っていないが、いろいろな用語や表現を知るのに役に立ちそう。内容が内容だけに、「邦訳に際して削除された部分」は期待できない。
『Extraordinary Popular Delusions & the Madness of Crowds (Wordsworth Reference)』 Charles Mackay
これは、(おそらく)邦訳の出ていない本。上記のカールセーガンの本の中で参照されていたもの。邦訳はないのに、書名が訳されていたので、ちょいと探すのに苦労したけど、たしか「チャールズ・マッカイ」で検索したのだと思う。
実際どんな本なのかは、まだよくわからない。 skepticっぽい話としては、
-Fortune Telling
-The Withc Mania
-The Alchymist
などがある。
初版は 1841年に書かれている。こういう話は古くならないのだろうなぁ。
筑紫哲也のイラク人質問題の解説を聞いていて、なんとなくモヤモヤ。あまりにみんながワイワイ言いすぎるから、ということもあるが、「あそこまで言われる筋合いではないか」という気もしてきた。 結局は、家族の言動・行動が気に入らなかったのだけど、それも多分にマスコミのせいだからね。親がいるのにきょうだいが出てくるところが、イヤだったけど、これも引っぱり出されたようなものかもしれない。
ただねぇ、「善意だから」というのはなぁ・・・。解放されたのは「善意の日本人」だったからなのかもしれないけど、別に「金欲しさ」のジャーナリストだったとしても、政府は助けるし、親が悲しむのも一緒だし、勧告無視していくことの迷惑も同じだよね。
パウエルさんの発言は意外ではあったけど、どう考えても派兵を正当化しているんだから、そんなに筑紫さんが喜んじゃっていいのかな。 日垣さんが今朝はまるでおとなしかった気がする。
人間ドックに行ってきた。ドックと呼ぶのは大げさだと思うけとね。2時間もかからないから。
メインエベントともいえる「胃のレントゲン」をパスしたからってこともあるか。保健婦(士?)による「問診」というのがあって、あらかじめマークシートに体の調子などを書いておくのだけど、「イライラする」とか「集中できない」とか、あてはまるといえばそう、ということばかりあるし、チェックすると、「どうですか」とか聞かれるだけで役に立たないので、一切つけず。 最後に「医者による内科診断」というのがある。ぼくは、医者にはそれなりに期待するものがあるので、「さっきは面倒だから聞かなかったけど、ここでは何か話そうかな」などと思っていたが、検査データを見るためのパソコンの画面がYahoo になっているのが気になる。
そして、いきなり、
「血糖値は大丈夫なんですね?」と、わけのわからないことを言う。何かと思ったら、さっきの問診のところで「胃レントゲンのやらない」という旨を書いた略語を読み違えたらしい。「略語使ってたからわからなかったよ」って、あんたたちいつもそんなのばっかり使ってるんじゃないの? FGSだったかな? Fiber GastroScopeかなんかなんだろうけど。
聴診器で胸の音を聞いたあと、何かしゃべるかと思ったら、「お大事に」だって。 まあ、この人にいろいろ相談しようという気にもなれないが、それにしても金もらってんだろアンタ、と言いたい。
悦子から、桜が満開近いとメールが来てアセる。今日はこんな感じ
順子がミクログラフィアの図版集を買ってから、ちょっと凝っている。去年買ったCD-ROMを出してきて、いろいろな図を印刷したり、文章を読んでみたり。 それにしてもロバート・フックの絵のうまさよ。1600年代にすでにこんなことを・・・と書こうとしたけれども、当時だからこそ写真もなくて、絵にするしかなかったわけだ。
きのう悠杜比庵に行ったことを書かなくちゃ、と思っていたら、また今日も行ってしまった。仮説社で落ち合って、家に帰ったら10時前。さすがに他に行こうと思っていたのだが、代々木で10時に開いている店は少ない、というわけで哲と3人でまたまた行ってしまった。
◆きのうのお酒
■豊盃(青森) 純吟
■菊姫(石川) 山廃純米
◆今日は
■またまた 豊盃
仮説社には、ライトスコープを買いに行ったのだけど、なんと残りが1個だけ。2つ買うつもりだった上に、明日は順子の同僚の先生が買いに来る予定だったのにね。
順子と馬場で待ち合わせて帰ろうかと思って、本を読んでいたら(読書には良い場所)、順子が授業書を買いに今から来るという。仮説社の人たち、締切が近いのか、遅くまで残っているようなので丁度良かった。
今朝のTBS『ウォッチ』は日垣隆の日。イラク誘拐事件の最中だけに、期待したいところだが、TBSもふつうの局、ふつうに家族など出すし、ラサール石井は(下手なことはさておき)ふつうのいい人みたいなこと言っているので、今日は日垣は「パス」だろうな、という感じ。そんな中、「女装して女湯に入った男」のニュースで、日垣が「この話、ぼく好きなんです」といって手をあげて(かどうかわからないけど)話しはじめる。「別に回復不可能な被害を与えたわけでもないのに、実名出しちゃって気の毒」というようなことを言った。これだけだと「あれ?」という感じだろうが、実は昨晩届いたメルマガで、のぞきで逮捕された大学教授の話題をとりあげて「この程度のことで大々的に報道されて、職を失なうことを考えると、集団リンチみないなもの」と、かなり擁護していたのである。(エスカレーターで鏡を出しただけで、のぞいてもいないかもしれない、とも言っていたが)
つまり、そんな背景があっての「女湯事件」へのコメントだったわけである。
さて、肝心の人質事件では大したコメントはしないかと思っていたところ、家族がしきりに謝る場面のあと、日垣が「3人は、覚悟して行ったわけだから、ご家族が恐縮するのはわかりますが、どうか、もうこれ以上頭を下げないでください」というようなことを言った。表面上は「いたわり」のようであるが、「勝手に行ったんだから、親が申し訳ないと思うとは当然」ということを全国放送で堂々と言うことができたわけである。
しかし、こう長びいてきて、しかも家族も以前より低姿勢になってくると段々の文句を言う気もなくなってきたな。
「勝谷誠彦の××なコラム」が、イラクの3人に激しくかみついている(と思う)。日垣さんもほぼ同じ論調。 哲いわく「(日垣は)そう言われればたいていの人が『なるほど」と思うことを書いているだけだよね」。そうかもしれない。
誘かい事件の行方は気になるのに、ニュースを見ているとすぐに家族がでてくるので耐えられない。気の毒であることには間違いないから、責めるわけにもいかず困るよね。
勝谷さんも日垣さんもイラクに行ったことあるから強気なんだろうなぁ。
そうそう勝谷さんは誘かいが「狂言」だとかなり疑っているのではないだろうか。
珍らしく順子と仮説社へ。丁度良く海猫屋さんが「百仮店」をやっている。さらには板倉さんもいらしたので、順子を紹介。ライトスコープ×12にミクログラフィア図版などガンガンと買いまくる。圧倒されたわけではないが、ぼくは何も買わず。
順子の帰りが遅くなるときは、外食という選択肢が浮上してくる。この日は「明日が入学式だから」といって、ちょっと乗り気がなく「残り物でも食べていて」と言われが、米も炊いてなかったし、哲とふたりで何も食べずに待ち構えて悠杜比庵に連行。9時頃行ったら、結構な人の入り。繁盛しているなぁ。看板や値札が変わっていたので、値上げしたんだなぁ、と気にも止めずにいたら「消費税(の総額表示)に決まってるでしょ」と哲にたしなめられる。ああ、そりゃそうか。いつものように生ビール(哲はウーロン茶)の後、迷わず「来福」。ここ当分花酵母からは目が離せない、というのは大げさか。次は「奥播磨」のしぼりたて。結局この2杯だけ。チューハイ頼んだんだけど通っていなかったので、焼きうどん食べて帰る。7500円くらい。
11時目指して急いで帰ったのは「はねトビ」のため。しかし、野球で30分遅れだった。
なんか、こういうバカバカしい話が書きにくくなっちゃうんだよね、ココログになると。
って、誰もそんなこと気にしてないか。
日記からココログに移ってから、なんとなくハードルが高くなってしまったのが残念。
「世界に公開されている」という意味では、前からそうだったし、それを気にしているつもりもないのだけど、ココログの露出度のスゴサはやっぱりスゴイ。と思ったのは、知人が保育園の入園式で会った人に「ホームページの方ですね」と言われたという話。たしかに、その保育園の名前で検索すると5番目くらいに出てくるからねぇ。
というわけで、なかなか書けないクセに、今度はココログをまた分割しようなどと考えている。
「スケプティック」関係の話題は、別にした方がいいかなと思って、すでに別ココログ(まだカラッポ)を作ってあるのだけど、そんなにちゃんと切り分けられるかなぁ。まぁ、途中で移してもいいけどね。たとえば、「きのう届いたSkeptic Magazineにハマっていて・・・」なんていう話は、日記ネタだろうけど、その先の「Baloney DetectionKitを訳そう」なんてのは、Skepticログだろう。 近日公開。
弘前に行った帰りの3月29日,30日と、同じ青森県の東北町に行ってきた。東北線でいうと「乙供(おっとも)」という小さな駅がもより。隣の野辺地(のへじ)なら知っている人も多いかもしれない。下北半島の根元のあたりにあって、かつては青森一の都市だったとか。
さて、その東北町を「科学で町おこし」しようとしている人がいる。萠出(もだし)浩さんは、「科学実験出前屋」として、呼ばれるところどこへでも出かけていって科学教室を開いたり、仮説実験授業をやったりしています。こういうことをする人には、長年教員をやっていて、引退後に、なかばボランティア的にやっている人をイメージするのだけれども、萠出さんはまだ43才で、教員経験はありません。ご本人にしてみれば、子どもの時から〈遊び方を知っている〉ので、今でもそのまま「遊んでいるだけ」ということです。 しかし、その行動力がすごい。地元の東北町を「科学で町おこし」しようと、乙供駅のトイレの壁に「(トイレに関係のある分子の)分子模型」を展示したり、12億倍分子模型の遊具作ったり。今年は、「エジソンのメガホン」という巨大なメガホンも設置するそうです。これを使うと何百メートルも離れた人の「ささやき」も聞こえるとか。
萠出さんのページ、あまり更新されてないようだけど、ここです。http://www.infoaomori.ne.jp/~modashi/
回転ドア事件の報道について、息子と共にずっと不快であった。特に息子は小倉智昭のコメントに腹を立てていて、「ああ火曜日だったのだから日垣を見ればよかった」と悔んでいた。 はたして、その日垣隆のメルマガが来て、りゅういんを下げることができた。転載禁止なのが残念だが、
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