「誰かがやってしまわないうちにやる」ということ
「○○に関する研究は、早くやらないと、誰かにやられてしまうから、急がないと!」
というようなことは研究者にはありそうな話である。
が、板倉聖宣さんに言わせれば、
「そんなら、誰かにやってもらえばいいじゃないか」
だそうである。
「誰かがやる前に」やろうとするのは優等生だそうだ。
「誰もやりそうもないか、やっててもぐずぐずしてて出来そうもないこと」
は、「オレがやる」と言っていたけど、板倉さんは「誰もやりそうもない」こと
がほとんどだろうなぁ。
しかし、この「誰かに先んじてやろうとする」というのは、たしかにある。
研究のような大げさな話でなく、日常会話でも、「先に言ってやろう」と
思うことはよくある。ネットの会議室やメーリングリストでもあるなぁ、そういうこと。
考えてみたら、無駄だから、これからは「誰も書かなかったら書く」という
方針でいこう。
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