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2004.10.31

20004-10-31 新宿にジュンク堂とロフト

新宿にジュンク堂が出来たというので行ってみた。三越の7,8階だという。南口の横を通って上を見たら、大きな看板に「Loff新宿店 三越4~6階」と書いてある。おお、ジュンク堂に加えてロフトもか。三越のブランドはどうなってるんだ、ハルク状態だなぁ。「高島屋--ハンズ--紀伊国屋」陣営に対抗して「三越--ジュンク--ロフト」で来たか。

さて、ジュンク堂、2フロアだけだから大したことないかと思ったら、広い広い。ジュンク流の高い棚が続いているので見通しは悪いが、本の数は多い。新書や文庫の棚が広いのだけど、同じ本が2~3冊づつ並んでいるものが多いのが特徴かな。

ショックだったのは、店員に「ブルーバックスはどこですか?」と聞いたら「え、ブルーバックス?」と聞きかえされたこと。この店員はブルーバックスというシリーズのことを知らなかったのであった。別のフロアーだったから仕方ないのか。

売場のスミで「ジュンク堂カードを作ったら、ギフト券1000円とか言っているので、聞いてみたら、クレジットカードだったので、やめようかと思ったか「入会費年会費無料」というので、さらに「保険料かかりませんよね」と確認して申し込んだ。NICOSとMasterだからまあいいでしょう。1000円券もらって、さらにカードと一緒にあと1000円送ってくるそうである。 ありがたく1000円いただいたけど、なんとなくセコさを感じて後味が悪い。せっかくなので、すぐに使って本を買う。(思うツボじゃないか)

この後ロフトに行ったのだが、ジュンク堂疲れで見る元気なし。
その割には、その後ハンズで温度計買ったけど。

October 31, 2004 at 07:25 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (3)

2004.10.28

2004-10-16~25 日記の壁

ココログの書き込みがなんか、壁が高い。ほんの1クリックするだけなんだけどなぁ。
mixiなんぞ始めて、そちらが書きやすかったりするもんでますますそうなるのかも。
ともあれ、忘れないうちに。

10/16 火
 サイエンス・サイトーク、ゲストは信州大学の菊池聡さん。Skepticsネタ。名刺交換で透明名刺だしたら、透明名刺が返ってきました。天羽さん以外では初めて。

10/18 木
 mixi, uumeに入った。

10/20 土
 1年半ぶりの「代々木オフ」。新メンバーは若くて、特技の持ち主。
10/21 日
 叔母(父の弟の妻)の葬式に鎌倉へ。ついこの間(3月)に、そこの息子(ぼくのいとこ)が40才でなくなったばかりだというのに。いつものことながら、こういう時に懐しい顔と出会える。そのことを喜ぶのは不謹慎なのではなくて、故人の力というべきだろう。

10/23 火
 サイトーク、ゲストは水産ジャーナリストで環境問題研究者の梅崎義人氏。ワシントン条約やクジラ問題、ひどい話が多い。
 帰りに原宿のダイソーでイヤホン、さいばし、金網など買う。7点で735円、あたり前か、100円ショップだから。

10/24 水
 マンション管理会社との打ち合わせ。アンテナブースター交換の件で、測定値があまりもでたらめなのでついついキツく追究してしまった。
 きのう、きょうと敦子の料理がすごい。受験生にやらせて申し訳ないが、ホントに助かる。

October 28, 2004 at 10:42 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.24

料金は異なります

湘南新宿ラインの車内アナウンスで「普通車グリーン券」のことを言っている。車内でもグリーン券を買うことができるのだが「駅で買う場合とは料金が異なります」だそうです。「異なります」ったって、そりゃ「高くなります」ってことだよね。前売り券とおなじだから理屈は通る。で、そのあと英語のアナウンスがあったんだけど、そこでは「駅で買った方が安い」っていってるんです。
翻訳する人が「異なります」なんてそのまま訳したくなかったんだね。それでも「駅でかうより高い」とは言わずに「駅で買った方が安い」としたのはいいね。
どこかの事故で新川崎で停車中。

October 24, 2004 at 11:42 AM | | Comments (0) | TrackBack (3)

2004.10.23

熱しやすく冷めにくい

---nob041023_1243.jpg

ほぼ同じくらいの大きさのカップふたつ。片方は磁器、もう一方はステンレス製。
これに熱湯を注いで放置すると、〈どちらが早く冷めるか〉というのを調べてみる。
ステンレスのカップの中には、中空になっていたり、さらには真空になっていたりするのがあるけど、これは、単なる1枚板。

1回目にお湯を入れて直後に測ったら、いきなり10度(5度だったかも)くらい違う。磁器カップの方が低い。ビックリしたけど、考えてみたらカップ自身が暖まるためにお湯は冷めてしまったのだった。おお、これだから紅茶を入れる時に「カップを暖めておきなさい」というわけか。それにしても、こんなに下がるとは思わなかった。

というわけで、今度は紅茶をいれる時のように予熱してからスタート。(さっき入れたのをそのままにしておいただけだけどね)
結論からいうと、〈磁器の方が早く冷めた〉でした。 実は期待どおり。
でも、ついこの前までだったら「ステンレスが早く冷める」と思っていた。だって、そんな感じでしょ?お茶いれると、すぐに外側が熱くなるし。

そう、お湯の熱がカップに移るところまでは、たしかにステンレスの方が断然速いのです。ところが、そのカップから外に熱が逃げるところがどうか? そもそもカップから熱が逃げる経路は何か、と考えると、
1.上面から
2.側面から
3.底面から
があります。あえて書かなかったのですが、カップにはラップでふたをして、発泡スチロールの板の上に乗せておきましたので、1と3の熱の出はかなり小さくなりそうです。
残る「2」ですが、側面からはどうやって熱が逃げるのでしょうか。まわりには空気しかありません。ここでの熱の伝わり方は、「伝導」でも「対流」でもなく「放射」です。 この放射が、磁器と金属とでどちらが大きいかというと、磁器の方が大きいので、より多く熱を放出して、「早く冷めた」というわけです。

・・・と言いたいところだけど、まだまだ怪しいですね。ちゃんと実験しないと。
「金属からの放射熱は小さい」というのは、まあ元からわかっていることだから、正しいとしても実は面白くない。
で、現実的に「ステンレスカップの方が冷めにくい」と言うことなら面白いけど、そう言い切るためには、フタしたり、発泡スチロールの上に置いたりしてはいけませんからね。 でも、「カップを予熱しなくても大丈夫」というのは言えそうで面白い。 カップはすぐに熱くなるのに、なかなか冷めない、とすればこの記事のタイトル通りになるではないか。

October 23, 2004 at 12:43 PM in 科学 | | Comments (4) | TrackBack (0)

2004.10.21

「細木数子妖しき大殺界の女王」 日垣隆(こうさぎ)

信州大学の、本に改装するはずだったの。
がきのうは垣は4した。
nobは、

『文藝春秋』2004/11月号に載った日垣隆氏による「細木数子解剖」。
この記事

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「snow」が書きました。

October 21, 2004 at 11:00 AM | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004-10-19 菊池聡さん(サイエンス・サイトーク)

サイエンス・サイトーク収録、今日のゲストは信州大学の菊池聡さん。心理学者にして、「血液型人間学」を斬る。Japan Skepticsの運営委員でもあります。
「なぜ、占いを信じる人がいるのか」という問いに対して、

「『なぜ、信じない人もいるのか』を考えるべき。人間は信じるようにできているのだから」という。

【信じてしまう4つの理由】
1.情報信念・・・TVでやっていたり、みんなが言っていたりするから
2.実用的価値がある・・・自分で決められないことを決めてもらう。認知の節約
3.基本的な動機づけ・・・「未知のことを知りたい」「(ないところにも)因果性を見出したい」
4.主観的な「的中感」

「認知の節約」「考える労力を減らす」という話は、竹内靖雄さんが言うところの「思考のエコノミー」と同じで、非常によくわかる。 こうした「実用性」は無視できないものであり、「科学的でない」というだけの理由で切り捨てるべきではない、という考え方も出てきているそうだが、菊池さんは賛成できないそうで、ホッとした。「便利ならいい」ってもんじゃないよね。

終了後、自己紹介して名刺交換。いつもの透明名刺を渡したら、なんと、透明名刺が返ってきてビックリ。
ABOファン氏とのバトルについて伺ったところ、今はおさまっているそうで、帯広蓄産大学の渡邊芳之さんの対応で決着しているんじゃないか、ということでした。

October 21, 2004 at 12:28 AM in スケプティクス | | Comments (0) | TrackBack (3)

2004.10.15

備前焼き

---nob041015_2132.jpg
梅田駅阪急ガード下の飲み屋で出された徳利。48年間、改装もせずに続けているというお店。

芹澤 銈介(染色工芸家)、金城次郎 (陶芸家:国指定重要無形文化財保持者)などの作品がおいてある。関西風うどん屋の「美々卯」の社長かさっきまでいたとかで、古いだけあっていろんな人が来るらしい。今どき、生ビールもないというところが、ガンコといおうか何といおうか。びんビール、ひや酒(剣菱・黒松)、焼酎(紅乙女)ロックと飲んで、出来あがっていたのに、自慢の徳利で飲みたいばっかりに、カン酒まで飲んでしまったのがやりすぎだった。
酔っぱらって写したからピンボケだったんだなぁ。

October 15, 2004 at 10:45 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (0)

著作権、良い方向へ(リモコメ)(こうさぎ)

きょう、ここで本を放射しないです。


*このエントリは、こうさぎの「snow」が書きました。

October 15, 2004 at 10:58 AM | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.13

"Are You Afraid of the Dark?" Sidney Sheldon

Are You Afraid of the Dark? by Sidney Sheldon

アカデミー出版の「超訳」で、一時はベストセラー連発だったシドニー・シェルダン、最近は見かけないなぁ、と思ったけど、そもそも原作が最後に書かれたのが2000年("Sky is Falling")だというから仕方ないか。

英語小説を読むようになったきっかけが、このSheldon.「これを読むためだけにも英語が読めてよかった」という、明らかな言い過ぎを言ってしまうほどいつもハマっています。
月曜に紀伊国屋で見つけて、「amazonで買おうかな」と思いつつも、普通サイズのペーパーバック版が1800円代と安かったので買いました。他に、いくらでも読まねばならぬ本があるのですが、これを買ったからには徹夜覚悟。
実際には、その日にちょっとだけ、翌日の電車の中(持ち歩くの大変!)で数十ページを読んだあと、水曜から明け方3時過ぎまでかかって一気に読みました。

老眼にはフルサイズの印刷はうれしい。(ハードカバーだともっときれいだけど そのために2倍近くは払いたくない)途中から眼鏡も、遠近両用から読書専用に変えました。思ったほど効果がなかったけど。

あらすじと書評が以下にふたつ。評価がえらく違います。
http://www.multishop.jp/0060742410.html
http://www.cybersaizensen.com/book/2004/b10.html

「先を読めない」ぼくには、Sheldonの作品のトリックが、すべて効果的。この本も楽しませてくれました。とはいえ、今度ばかりは「ちょっとお粗末」と思ってしまうことが多かったなぁ。上の書評でも指摘されています。それでも、いつも通りのドンデン返しはあるし(Sheldonではこのくらいではネタバレにならない)5段階評価なら4くらいかな。

英語がいつにも増して読みやすかったので、上達したのかと思った(ウソ)けど、これを書評によると「今回特に読みやすい」ということです。
珍らしく日本と日本人が登場。アメリカ人が寿司屋で注文するんだけど「hamachi temaki」はないよなぁ。

October 13, 2004 at 02:48 PM in 書籍・雑誌 | | Comments (0) | TrackBack (2)

2004.10.11

紀伊国屋のレジ列ようやく改善

レジ列がバラバラで腹立たしい紀伊国屋新宿南口店、ようやく一列方式採用。が、フロアによってはまだだったから試行中かも。これまで、怒鳴りたくなるくらい不快なレジだったが、言えばよかったのか。(写真は本文とあまり関係ありません)041011_1514.jpg

October 11, 2004 at 03:20 PM | | Comments (0) | TrackBack (0)

「細木数子妖しき大殺界の女王」 日垣隆

『文藝春秋』2004/11月号に載った日垣隆氏による「細木数子解剖」。
この記事を書くにあたって、最後にどうしても本人を取材したいと思って申し込んだが断われ続けて

    「むしろ会わない方が書きやすい」と意地の悪いことを
    細木事務所に伝えた直後「会いましょう」ということになった。

ということになったそうです。

14ページにわたる記事の内容を要約することは、ぼくにはとてもできないので感想だけにします。

「面白かったけど、なんか物足りない」

うーん、どうしてだろう。細木占いが科学的にどうのこうの、というところは、「今さら言ってもなぁ」とぼくも思うので、日垣さんがそこに重点をおかないことはまあ当然かもしれないのに、それを期待してたのかな。

「予言が当たった」とされていることが、いかにインチキ(というか、「誰にでも当てられる」)であるかということをピシッと指摘しているし、押えるべきところは押えていると思うのだけど、若くして店を持ったり、ダマされたりしながらのし上がっていくところを読んでいると、「占いを憎んで人を憎まず」じゃないけど、不本意ながらも「案外いい人なんじゃない?」という気になってしまうんだよね。

・・・と不思議な感覚を得たんだけど、考えてみると「オカルト批判」の文章というのは、もともと「批判的」な人たちは、楽しく、気持ち良く読めるけど、オカルトな人にとっては、読むに耐えたい(であろう)ものが多いでしょう。そもそもオカルト好きの人は読まないかもしれない。でも、文春のような本に載れば、その手の人も読む可能性が高い。
「アンチ細木」「アンチ占い」のトーンで書くと、本来読んで欲しい(とぼくが思っているような)人たちからは反発を食うだろうから、こうして、微妙に「細木のすごさ」を示しながら、要所要所で「インチキ」を暴くのはよい作戦なのかもしれません。

細木にしても、『水からの伝言』の江本にしても、〈大量に出回っている〉こと自体が問題なので、(マイナーなものではなくて)こういうのを批判することには理由があるのたけど、なんとなく「あんなのがどうして儲けてるんだろ」という「ひがみ」がないかと言われると、自身はないね。

October 11, 2004 at 12:18 PM in 書籍・雑誌 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.09

赤外線放射温度計

thermo.jpg

赤外線放射温度計というものを買ってみました。しかも2つも。

大げさな方が1万円くらい、小さい方が3000円。高いといやあ高いけど、以前はシロウトが買うような値段じゃなかったらしいから、嬉しくなって買いました。

何ができるか、といえば「温度を測る」ことしかできないのだけど、「非接触式」だから、ラーメンの表面温度も測れます。さっきの「満龍」のみそラーメンは64度ほどでした。

値段の高い方には、レーザーポインターもついていて、どこを測っているのかわかります。これは必須機能だろうなぁと思っていたのですが、測定の方はレーザーのように指向性が強いわけではなくて、狭い面積の温度を測る時には、近づかなくてはいけないので、実はあんまり関係ないかもしれません。つまりは、「遠くのもの」を測れるわけではないんです。

測定範囲が「-20~+300度」で、小さい方は「-22~+110度」だから、高い温度を測る時には、こちらでないとダメですが、どうやら実用的には安い方で十分って感じです。測定精度はどちらも2~3度。

冷凍室から出したばかりの氷は「-15」で、水に入れておいて測ると「-1」など、ちゃんと測れているようです。
体の表面は32度くらいだけど、口を開けて中を測ると36度。

小さい方はポケットに入れておけるので、当分の間いろんなものを測ってやろう。

October 9, 2004 at 02:20 PM in 科学 | | Comments (4) | TrackBack (1)

2004.10.08

2004-10-05 レシートよこせよ(こうさぎ)

きのうはコメントするはずだったみたい。


*このエントリは、こうさぎの「snow」が書きました。

October 8, 2004 at 10:51 AM | | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.10.07

2004-10-07 ダジャレ一番乗り

ぼくの、つたない熱力学や科学史の話に真摯なコメントをくださっている、田崎晴明さんは、ダジャレを大切にすることでも有名(ウソ)なのですが、今日の「日々の雑感」では、

「一頭身のエリー」
という作品が、世界(WEB)で一番乗りであることを、GOOGLEで検証のうえ公開していました。
感心したぼくは、20秒ほど考えたあとに、「亥年のエリー」で対抗しようとしたが、3件見つかってしまった。
「胃と死のエリー」は初出のようですが、一番乗り宣言をするには値しないので、みさなんご自由にどうぞ。

October 7, 2004 at 10:23 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (3) | TrackBack (0)

2004.10.06

なんだかちょっと心配 この熱力学の本

先日買った
□『なっとくする熱力学』(都筑卓司著)
という本を読んでいるんだけど、ちょいと横道モードで「水はとってもかわり者」という話が何ページかに渡っている。
「水は、身近にたくさんあるけれども、物質としてはかなり特別な性質を持っている」という話。熱容量が大きいとか、凍ると体積が増えるとか、クラスター(この本では、塊とか会合とか呼んでいる)の話とか。興味のあるところをわかりやすく書いてあって、よかったのだけど、終りの方でちょっとアヤシくなってきた。

「うまい水は、分子の集合状態が違うのではないか?」という、浄水器メーカー的な話を、「まだわかっていないこと」とはしながらも、かなり期待しちゃっている。

続いて「水にヒステリシス(履歴)があるという」という話になって、「ふつうの水は0度以下ですぐに凍るのに、一度沸騰してから冷めた水は零下10度くらいまで凍らないことがある」と書いている。これを

「一度熱湯を経験した水は、水素結合がしにくいに違いない」

と説明しているけど、これはダウトしたい。湯ざましが過冷却になりやすいのは、水に溶けている空気が少ないからなんじゃないの? ふつうの水と、湯ざましとでは性質が違うのは事実かもしれないけど、空気も何も含まない「超純水」の話ならわかるけど、何かが溶け込んでいる状態で、その溶け込み方が違っているのなら、それは水そのものとしての違いではないと思うんですが、どうでしょ。

奥付を見たら、都筑卓司さんは2002年7月に亡られたそうで、もう聞くことはできませんが、他に教えてくれる人がいることを期待します。

◆オマケ
 こんなこと書きながら読み返していたら、こんなのがありました、

このほか会合性の塊の数を論じたものには、単独のH2Oの1に対して、(H2O)nをknと考える理論もある。もちろんkは1より小さい数とし、温度が高くなるほど小さくなるものと考える。(高橋秀俊:物性研究3(1943)水素結合と誘電的性質)
へぇー、ぼくが生まれる10年前に、こんなこと書いてたんだ、秀俊さん、28才かぁ。

しかし、これだけwebやパソコン進歩してるのに、H2Oくらい、なんでもっと簡単に書けないんだよぉ。これだって、そんなにカッコよくないし。

October 6, 2004 at 06:49 PM in 書籍・雑誌 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.05

2004-10-05 レシートよこせよ

黙っているとレシートをよこさないコンビニ(店員)が増えて困るよ。それでも大ていは、すぐに気付いて申し訳なさそうにするもんだけど、さっきのセブンイレブン、じゃないやファミリーマート代々木店(仮称)の店員は、私がレジからレシートを取るのを見ているだけだった。

調べたことはないけど、「レシートはむしろ迷惑」という客の方が圧倒的に多いんだろうなぁ。しかし、レシート欲しいのが100人にひとりだとしても、標準は「渡す」べきだと思う。その場で捨てるための袋が置いてあるのは、良い考えで、それで十分「いらない派」も満足するはず。

法的にどうなっているのかなぁ。領収書(証?)は、求められたら発行しなければいけないことは確かだけど、自発的に渡す義務があるのかどうか。何年か前、ローソンは「レシートを渡さなかったら」どうたらこうたらと書いていたっけ。(でも、どんなペナルティだったんだろ。タダにするってわけではなかったと思う)

脱税の方法のひとつが、「売ってもレジを打たない」ことだそうです。単純に考えてもこれはわかる。しかし、大手のコンビニでそんなことしているとは思えないし、あっ、そうか、〈レジ打たない〉わけじゃなくて、出てきたレシートを渡さないだけか。

金を払う方と受取る方がいて、どうして受取った方だけが領収書を書くのか。書くのは受取った方だけど、使う、というかそれを必要とするのは金を払った方である。つまり「領収書」といいながら実際には「払った証明」なのか、なるほど。じゃあ「もらった証明」はいらないのか? いや「領収書」がまさにそれなんだけど、「もらった人」は普通持っていない。それは「もらった」という事実は、本人はあまり証明したいものではなくて、「払った人」が「おまえ、受取ったよな、おい」と言うためのものだから。

もう、コンビニのレシートのことはどうでもいいような感じになってきたけど、無理に話を戻すと、
・レシートは「金を払った人」のためのものである
・レシートは「金を受取った人」にとっては、どちらかというと、存在してほしくないものである
・よって、「レシートを出さない」というのは、悪意を感じる行為である

と、まあ当たり前の結論です。

「出して当たり前」のものをもらうために、「レシート」などと口にしたり、おつりを受取った後もじっと黙って待っていたりしなければならないのは、やっぱりおかしいんだな。

October 5, 2004 at 11:00 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (5) | TrackBack (1)

2004.10.03

熱力学いろいろ

チンダルの「熱」の話を読むのに、「ふつうの熱力学」もわかっていないのはまずかろう、と今さらながら熱力学の本をいくつか読み始めた。

□『熱力学 -現代的視点から』(田崎晴明著)
 2月に買って20ページくらい読んで放置してあったのを引っぱり出してピストンで重りを持ち上げるところとか、カルノーサイクルなどを見てみる。前よりはかなりわかった気がするけど、「数式が・・・」と一般的な反応をしておく。

□『熱とはなんだろう』(竹内薫著 ブルーバックス)
 図書館で見つけて読んでみてます。この人、たくさん本書いている有名な人だったんですね。先生ではなくて「著述業」だって。 パラパラと読んでいたら〈示量変数の時間変化が非常にゆっくりしているために…〉というようなことが書いてあったので、「ふうん、田崎さんもよく〈示量変数が〉とか書いていたな」と思ったら、田崎さんの本からの引用だった(140ペ)。 このあとに、こんなことが書いてあった。

すでにでてきたが、この本を読んで、僕は大いなる衝撃を受けた。なぜなら、熱力学の専門家と量子力学とか素粒子とかをやっている専門家とのあいだには大きな見解の相違があることを知ったからである。
この前には、『エントロピーから化学ポテンシャルまで』(渡辺啓著)が引かれているので、それとの対比なのかな。実は、まだどちらが「量子力学とか素粒子とかの専門家」なのかわかってないんだけど、田崎さんのことなんだろうなぁ。田崎さんの本で印象に残っていたのが〈ミクロな世界についての知識を「カンニング」せず、マクロな手段で観測できる量だけに基づいて、完結した体系を描き出したい〉と「量子力学などに頼らない立場」をとっているんだろうなと思っていたんだけど、そういう問題ではないか。田崎さんの「熱力学と普遍性」については、別途ちゃんと感想を書かなくちゃ。なんて、そんな大それたこと書けないが。

□『なっとくする熱力学』(都筑卓司著)
 紀伊国屋の「物理学--熱力学」の棚で買ってしまった「いかにも」というようなシリーズの本。ブルーバックスでおなじみだよなぁ、この人。「この書は教科書の副読本として使われることを意図して書かれている」なんて、いきなり書いてあったので、ちょっとドキッとしたが、まあ、教科書じゃないんだからいいでしょう。

□『熱学思想の史的展開 -熱とエントロピー-』(山本義隆著)
 田崎さんの本の中で紹介されていたので買おうと思ったら、出版社で在庫切れみたいだったので、ネットの古書店で買いました。4800円→3000円。題名がスゴイから、ふつうにな手に取ることもなかっただろうけど良い本です。って、ちょっと読んだだけだけど、ラムフォードの実験が「熱素説」を打ち破ったことを強調しすぎるのは「神話」であるなどなど面白い。この「ラムフォードが熱素説を消滅させた(annihilate)」とはじめに主張したのがチンダルらしい、と書いてあるのだけど、これは、まさに今読んでいるチンダル本に書いてあることで、たしかに、そんなことが書いてある。
この話に絡めて、こんなことが書いてある(231ペ)

これまでの--少なくとも1950年代までの--物理学史は,現代から見て「正しい」理論につながる経路にのみ脚光を当てるきらいがあった,現代から見て意味のある研究のみを重視し,加うるに,あたかもそれらが後の「高い立場」での統合を予見してなされたかのように現代的な解釈を施し,他方でその経路から逸脱したものを単なる誤謬や異端として片づける立場といえよう。

いわゆる「後付け」ってやつですよね。ヒドイ話だな、と思いつつ、自分もついついそんな立場をとっていそうなので、真摯な気持ちで読んでしまった。

October 3, 2004 at 06:50 PM in 書籍・雑誌 | | Comments (2) | TrackBack (1)

2004.10.01

著作権、良い方向へ(リモコメ)

このメッセージは、田崎晴明さんの日々の雑感的なもの 9/30版へのコメントです。

先日、田崎さんが書いた論文の著作権がどうなるのか、というような話題を書いたのですが、その後

「本の〈編集著作権〉は学会にあるが、個々の論文の著作権は著者(田崎さんなど)にある」ということがわかったそうです。 まあ、ことば遊びみたいになっちゃうけど、「著作権」というものが「放棄できない」のであれば、当然譲渡もできないし、ましてや、「奪取」もできないのだから、あたり前なのかもしれない。

全世界に広がる「雑感」読者のみなさまの無言のサポートが効いたのかもしれません(←こういうことって、決して冗談ばかりではなくなってきたと思う)。
と田崎さんも書いているけど、ネットで恨まれたら大変ですからね、ホントに。
東芝さん、どうしただろ、そういえば。

October 1, 2004 at 12:00 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (1)