三原色は誰のため?
田崎晴明さんが1998年頃に書いたものに「三原色、色覚、聴覚、味覚」というのがあります。
そこに書かれていること、
そもそも、光や色に三原色がある(正確に言えば、全ての単色光を再現する三原色は存在しないそうですが)というのは、一重に我々人間の視覚の仕組みに由来するいわば生物学的な事実です。しかし、子供の読む理科の本などでは、三原色の存在が光の基本的な性質といっしょくたにされて説明されているような気がします。案外、ある程度の理科、科学の知識のある人でも、このあたりを混乱している(混乱させられている)人は多いかも知れません。
つまり、〈モノが原子からできているかのように〉「色が三原色から作られている」わけではない、ということです。
詳しくは上のページを見ていただくとして、これは「意外」という人が多いんじゃないでしょうか。
「そもそも三原色なんて知らん」という人にはどうということはないでしょうが、パソコンがカラー化され(いつの話だ)て、RGBだのシアン、マゼンタだの言っている人ほど「へぇー度」は高いと思います。
つい先日息子(22才)と写真や印刷物をライトスコープ(ライト付30倍顕微鏡)で見ていて、「点の混ぜ合わせでうまいこと色を出しているなぁ」なんて話をしていたのですが、その時にふと田崎さんの話を思いだして見に行ってきたわけです。
そういえば、三原色のことを習ったのは「物理」の時間ではなくて、「美術」の時間だった。美術の時間にしては、妙に科学っぽくて、芸術家風でいつも怒鳴っていた美術の教師がその時だけは学者風に見えたものです。
その時に「青と黄色の絵の具を混ぜると緑色になるけど、緑の絵の具よりも暗くなる(明度が下がる)」と聞いたと思うけど、それは別の話か。
November 30, 2004 at 11:43 AM in 科学 | Permalink
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