2005-03-04 雪の日の放射熱日記
雪の温度が3~5度くらいと出るのがどうにも気持ちがわるい。
いや、その程度の誤差はいつも気にしていないのだけど、「寒いところで異常になる」という温度計の話をしていただけに、気にしてしまいます。
「雪は氷」なので、0度以下ではあろうと思うのだけど、放射温度計で測っているのは、〈表面からでている赤外線〉なので、
・表面の温度が実際には何度なのかわからない
・放射率が0.95と大きく違うかもしれない
というあたりでどうなるかわかりません。
(もちろん「温度計の信頼性」も問題になります)
「氷」の放射率は0.96~0.98,「雪」は0.83ということ(http://www.anritsu-meter.co.jp/infrared/table_e.htm)なのですが、雪は空気の入り具合によってかなり変わってきそうな感じです。温度計の放射率の設定は0.95(固定)なので、それより放射率の小さい「雪」の温度は低目に出そうなものですが、まわりの赤外線が反射したものも測られてしまうので、逆に高めに出ることもあるのです。(金属面での経験より)
そこで、雪どけで「氷水」状態になったところを測ってみたところ、0.5~3度くらいだったでしょうか。まあ、このくらいでよしとしましょう。なまじ「氷点=0度」と知っているおかげで、余計なことが気になります。
「余計なこと」なんていっちゃいけないな、これこそが「簡単で正確な」温度の基準にひとつなんだから。
家で、ふつうの「氷水」をちゃんと測ってみよう。
March 4, 2005 at 02:06 PM in 科学 | Permalink
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