山形浩生さん 2005-03-15
TBS「サイエンス・サイトーク」今年最後の収録のゲストは、山形浩生さん。アシスタントの有村さんが
「今日のゲストは○○○の×××さんです」といつもいうのだけれども、今日は単に「やまがたひろおさん」だった。日垣さんの話から、「評論家」「翻訳家」「オタク」という肩書きがあることがわかった。さらには本業としての勤め先はシンクタンク。
作品として一番よくみえるのが著書と翻訳書なのだけれども、とにかくその分野は多岐に渡る。とりあえず面白そうなものを挙げると、
ポール・クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫、2003.11)
ビョルン・ロンボルグ『環境危機をあおってはいけない:地球環境のホントの実態』(文藝春秋、2003.6)
ケン・スミス『だれも教えてくれない聖書の読み方』(晶文社、2001)
ローレンス・レッシグ『CODE』(翔泳社、2001)
など。(全部amazonしちゃったよ、高いのに)
ぼくは今日までまったく知らなかった人なのだけど、いろいろいな意味で興味があり、また、みならいたい人であった。
翻訳する本の7割(正確だな)は、「自分で面白いと思って選んだ本」だそうである。たしかに、これだけいろいろな本が日本語になっている中でも、「翻訳されない本」は、山のようにあって、その中には面白い本がたくさんある。図々しくも、「ぼくもまじめに翻訳しなくては」と思った次第で。
今日も12時をまわって、ふつうであれば寝てしまうところ「今日の感想は上げておこう」と気合いを入れて何とか書いている。
チンダルの翻訳がいつまでたっても進まないのは、間違いなく「やっていないから」であるが、「時間がない」などという言い訳は通用しないからなぁ。
「どうやって、そんなに面白いものを見つけてくるのか」というような質問が出ていて、山形さんはそれなりに答えていたけれども、ぼくから見れば「そんなもの、ふつうにしてりゃ見つかるじゃん」という感じ。それは「誰でもできる」という意味ではなくて、山形さんのように英語が読めて、好奇心の強い人であれば特に苦労もなく見つかるのではないか、ということ。それを、さっさと読んで、企画書作って翻訳に持ち込んで、実際に翻訳するのが大変なんだってば。
というわけで、これまでで一番「影響を受けた」ゲストでした。
(質問はしなかったけどね。共感するところが多いと、かえってそうなること多し)
今日は、今期最終日ということで、飲み会。いつもよく話すOさん、ディレクターの崎山さん、お世話係のMさんらといろいろ話して、最後に日垣さんとも少し話す。「週休3日実践してますか?」という質問を、初めての飲み会(つーことは3年前か)にしたんだけど、実は日垣さん、それが気になって何とか休めるように努力したとかいってたけど、結局聞いている限りはあんまり休んでいるようには見えないな。「休みたいと思わない」のだからいいと思うけどね。明日からはお嬢さんとふたりでタンザニアに16日間の旅行にいくそうです。
March 16, 2005 at 12:21 AM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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Comments
おお、生・山形さんですか。それは、うらやましい。
ぼくは、山形さんとは web 掲示板などなどでご縁があるのですが(「「知」の欺瞞」の翻訳のときもお世話になった)、現物にはお会いしたことがないのだなあ。彼は背が高いという話だけど、高橋さんとどっちが大きいのだろう?
Posted by: たざき | Mar 22, 2005 12:05:59 AM
『「知」の欺瞞』を訳す根性にもおそれいったけど、山形さんのバイタリティーはすごいですね。事前に少しでも存じあげていれば気の効いた質問のひとつもできただろうに、ちょっともったいないことをしました。
立ち上がったお姿は拝見しなかったので、ぼくとどちらが大きいかはわからなかったなぁ。なんて、知らない人が読んだら何ごとかと思うじゃありませんか。怪獣じゃないんだから。
収録の時、何人もの人が「山形さんが隠やかづ意外だった」と言っていたけど、朝ナマじゃあるまいし、好意的なインタビュー番組で「荒れる」人はいないでしょう。
Posted by: のぶ | Mar 22, 2005 1:57:09 PM