「今年の新入社員は○○○型」っていうけど
「今年の新入社員は○○○型」というのが毎年発表されるけど、あれは「社会経済生産性本部」というところが出しているんですね。財団法人だそうです。
で、今年は、
「発光ダイオード型」
電流を通すとよく光るが、熱くならない。
→指導をすればよく働くが、冷めている
ということだそうです。ちなみに去年は
「ネットオークション型」
大学のブランドや売り込みに釣られて「落札」した企業は、
当てがはずれることがあるかも
だと。
ぼくが入社した1980年は
「コインロッカー型」(←これ、覚えてました)
小じんまりと画一的で、外見も反応もすべて同じ。
2002年までは「現代コミュニケーション・センター」ということろで出していたそうで、過去のものはこちらにあります。
http://www.jpc-sed.or.jp/cisi/mailmag/m020_pa6.html
さてさて、本題(そんなもんあるのか?)です。
この標語?は、
1.その年の新入社員の特徴を捕える
2.その年に流行ったものを織り込んでうまい標語にする
3.もっともらしい解説をつける
というステップで作られていそうなんだけど(2と3は一緒みたいなもんか)、よく考えてみると「1」なんかなくて「2と3」たけなんじゃないだろうか?
もともとぼくは「今年の○○は××である」的な「強引一般化」は嫌いなので、新入社員全般を「○○型」と決めること自体ナンセンスだと思っているんだけど、これは、そういうレベルですらなくて「その年の新入社員」はどうでもよくて「その年に流行ったもの」から、いかに面白そうな標語を作るか「だけ」なんじゃないだろうか。
上の「1」と「2」は、実は逆で、
1.その年に流行ったものを捕える
2.無理矢理新入社員(というより若者だな)っぽいことを織り込んで標語にする
なのではないか、と。
去年の「ネットオークション型」は、「ネットで就職情報を調べる」ということと「オークションの当たり外れ」がうまくひっかかっているから、まだまし(しかし、この年に限って「当たり外れ」が多いわけではない)だけど、「発光ダイオード型」の「よく働くけど冷めてる」なんて、今年の特徴でも何でもないだろうがっ。
ところで、この標語自体は面白くてうまいもんだと思うし、(実は新入社員に関係なくても)それを「今年の新入社員は」として見せるテクニックは大したものだけど、これを真に受けたかのように、入社式で「今年の新入社員は、○○型と言われているそうでありますが、たしかに昨今の新人を見ていると、××であり・・・」なんて、しゃべるやつがいると思うとバカって感じ。 はい、25年前に「今年はコインロッカー型でぇ・・・」って言っている人がいました。
March 26, 2005 at 04:40 PM in 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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