横浜物理サークル(YPC)に行ってきた
横浜物理サークルというのは、横浜周辺の学校の先生を中心にして作られたグループで、科学や教育に関するあらゆる話題を持ち寄って、実験を見せたり意見を交換したりしている。などと、ぼくが説明してもうまく言えないので、ホームページはこちら
本館:http://www.asahi-net.or.jp/~HA4K-MYZK/
別館:http://homepage2.nifty.com/suzukitakeo/
1年くらい前、ちょっと面白そうな科学ネタについて検索していると、しょっちゅう行き着いていたのが、YPCのページだったのです。 特に「アクロバットおじさん」に凝っている頃に、〈かつて、同じ原理のものがダイソーにあった〉ということが書かれていたのがYPC。世話役の鈴木健夫さんはJapan Skepticsのメンバーでもあり、そちらの関係で知りあうことができて、YPCのニュースを送っていただいていたのけれども、なかなか例会に行くことができなかった。
今回も、実は直前まで忘れていたところ、携帯のスケジュール表示を見て、前日に気付いた次第。どうせなや何か発表したいところだけど、もちろん何の準備もしていない。が、「放射熱を感じる実験」として、前にここにも書いたことのある「箱」と「カップ」を持っていくことにした。
会の雰囲気は期待どおりの活発かつ自由なもので、新参者にも居心地よし。
発表者は黒板(会場は学校の理科室)に書いて申告するので、「実験あり」の欄に「放射熱を感じる」と題をつけて参加表明。 お湯が必要なので幹事の方にポットを用意していただいた。
ステンレスのピカピカカップと黒塗りカップにはあらかじめお湯を入れて温度計を差しておき、発表のメインは「面によって放射率の違う箱」。教卓の上で箱にお湯を入れはじめると、ざわざわと集まってきた人たちが早速手をかざし始める。さすが、日本で有数の「科学的好奇心の強い」人の集まり。放射熱のことくらいはご存じだろうとは思うが、ここまではっきりとした違いを感じられることを見て驚いてもらえたようである。放射温度計で各面を測ってみせたのがわかりやすかったようで、このやり方は使えそう。
「フェルトを巻いても保温にならない」(条件にもよるのだけど)というのも意外だという声も。
「白いフェルトも貼ったらよいのでは」という鋭いアドバイスもいただいた。
仮説実験授業研究会でやった時に、4面で比べるよりも、一番差の大きい2面だけをやってみせるのがよい、という話になった。 みんなに考えてもらう「問題」としては、わかりやすさ優先で2面だけ比べて、発展問題として、「白でも黒でも変わらない」などを見せていくのがよさそうである。
放射温度計に興味を持った人も多くていろいろ質問もいただいたので、機種比較や面白い使い方などをまとめてみよう。
2次会(@さくら水産)にも参加。人数が多くて声がよく聞こえなかったのが残念だったけれども、いろいろと話を聞くことができた。
あこがれのYPCにデビューできてちょっと嬉しい一日でした。
April 17, 2005 at 12:01 PM in 科学 | Permalink
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Comments
のぶさん、
>ステンレスのピカピカカップと黒塗りカップ
今日ふと思ったのですが、修正液塗りたくった「白塗り」カップもあると面白いかも知れませんね。修正液の白い顔料ってチタニア(酸化チタン)なんで、結構放射率高いはずで、白でも黒でも放射熱大きいってのは、見た目の印象と違て楽しいかも。
Posted by: 温泉カワセミ | Apr 18, 2005 11:27:36 PM
温泉カワセミさん、いつも「放射モノ」におつきあいいただきありがとうございます。(あちこちで)
「白塗り」やりたいんです。修正液ではないけど、白いスプレーは買ってあるんですよ。
「白でも黒でも放射熱大きい」は、ホント、是非見せたいですね。
1.黒いとよく放射する
2.白くても放射する
3.黒いフェルトでも放射する
4.逃明のニスでも放射する
などなど、驚きネタはたくさん。ただし、一度に見せすぎて失敗したことあり:-)
太陽光の吸収とは違うってところもなかなかわからにくくて、それだけにデモの作りがいがあります。
Posted by: のぶ | Apr 19, 2005 11:26:33 AM