【放射熱日記 2005/08/16】「暑さ」3種
ここ東京での「暑さ」は、3種類に分けられると思う。
1.空気が暑い
2.湿気で暑い
3.太陽の放射が暑い
1.空気が暑い
気温が高ければ暑い、これ当然。とにかく体のあらゆるところに作用するから暑く感じるし、物かげにかくれようと、室内に入ろうとその気温なりの暑さか襲ってくる。
2.湿気で暑い
いわゆる「ムシムシする」というやつ。湿度が高いということは空気中の湿気(水蒸気)が多いということなのだけれども、あのムシムシするのは、水蒸気そのものがベタベタしているわけではない(誰もそんなこと思わないって?)。湿気が多いと汗が蒸発しにくくなるので、体の熱が逃げなくて暑く感じるのだろう。
3.太陽の放射が暑い
夏の太陽の光を浴びるとこれはかなり暑い。気温は30度でも、道路のアスファルトや塀が50度以上になることもザラ。体で直接受ける光も暑い。麦わら帽子や日傘はなかなか良さそうである。
直射日光の暑さは「日が当たらない」ところにいけば瞬時に避けることができるのが救い。日傘もそうだし、木陰でも何でも、とにかく直接日が当たらないところにいけばOK.窓ガラスは日光を通してしまうので、家の中でもガラス越しは「放射が暑い」。
「暑さ」の種類の違いを感じたのはアメリカのカリフォルニアにいた時のこと。夏は思いきり暑くて、うっかりひなたにクルマを駐車しておくと、ハンドルやシートが触れないくらいに熱くなる(ハンドルを持ちつつ発信して、回そうとしてアチチということもあり)。外を歩いていても日に照らされると暑くてたまらないのだが、日陰に行けば気温が高くても涼しい。これは「湿気がない」からだろうとは思っていたが、その結果が汗が乾きやすくて涼しく感じるのだろう。湿度の低さによる「涼しさ」は、ちょっと不思議で、空気中の水蒸気の量(絶対湿度)が同じなら、気温が高いほど相対湿度は低くなる、つまり「モノが乾きやすくなる」ので、湿度が高い部屋で電気ストーブをつけて、「涼しく感じる」方法もあるという。相対湿度が下がるのは事実だけれども、それによる爽快感が室温の上昇による不快感を上回るのかどうかは不明。
東京の夏は「三拍子揃っている」ので、日陰にいって「3」を避けても「1」と「2」があるのでまだまだ暑い。風が吹くと涼しいのは何故だろうか? 冷たい風が来るのなら涼しいのは当然だが、同じ温度の風であっても有難いのは、
・体温で暖められた体表面近くの空気が入れ替わる
・汗が蒸発して「飽和水蒸気量」に達した体表面近くの空気が入れ替わる
などのためなのだろう。
August 16, 2005 at 04:33 PM in 科学 | Permalink
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Comments
のぶさん、
毎日暑いですねぇ。まぁつくばは前にいた大阪よりはずっとマシなんですが。
「湿気で暑い」ってぇのは体感上、シャレならんですからねぇ。何年か前、大阪で勤務してたときにエジプト人の相手してたこと在るんですが、彼が「暑い」言うてバテてましたからねぇ。逆に東南アジア系のヒトはケロッとしてましたねぇ。
Posted by: 温泉カワセミ | Aug 16, 2005 11:34:52 PM
「湿気で暑い」がいちばん効く感じですね。
避ける方法がない。
「空気が暑い」方も簡単には避けられないけど、熱の元は日光だから日陰は少しは温度が低い。 その点湿気は困ったものです。同じ湿気で温度が下がると、さらに湿度は高くなるし。
Posted by: のぶ | Aug 17, 2005 9:07:27 AM