「どこでも吸盤」大判
「どこでも吸盤」の大判を作ってみました。一升瓶もこのとおりです。
大きさはを比べるとこんな感じです。
穴がちょっと大きすぎました。もっと小さくても一升瓶は入っただろうな。もっと大きいのを作って、人間が入るのはどうだろう。
「どこでも吸盤」の大判を作ってみました。一升瓶もこのとおりです。
大きさはを比べるとこんな感じです。
穴がちょっと大きすぎました。もっと小さくても一升瓶は入っただろうな。もっと大きいのを作って、人間が入るのはどうだろう。
ちょっとした「おもしろグッズ」を仕込みました。
CDとよく似た形状のゴムに布を貼ったようなシートですが、これをコップやペットボトルに「はめる」と……。
写真で見てもよくわかりませんが、引っぱっても持ち上がらなくなります。さらに調子に乗って、こんなこともできます。
ボトルとシートが一体となって吸盤の役目を果しているといえばわかるでしょうか。でも、吸盤はツルツルしたところに、ピッタリとつけないとくっつきませんし、そもそも吸盤はどうしてくっつくのか?
答えは「空気の力」あるいは「空気の重さ」です。「どこでも吸盤」の上には空気がどっしりと乗っかっていて、1平方センチあたり約1kgの重量がかかっています。シート全体では約100kgの力なので、簡単には外せないわけです。空気はこの円盤にだけ降りかかっているわけではなくて、そこにあるCDにも、本にものしかかっているのですが、上からだけ押しているのではなく、下からも横からも同じように押しているためふだんは感じることはありません。
どこでも吸盤はテーブルにピタッとくっついているので、下から押し上げる空気はほとんどなくなるので、上からの力が効いてきて持ち上がらなくなるというわけです。
ところで、これは実用にもなります。持ち上がらないだけではなく、ちょっと押しても、ゆれても倒れないので、うっかり倒してしまうそうなデスクの上の缶コーヒーを固定しておくと便利かもしれません。「くっついていたらどうやって飲むんだ」と言われそうですが、こんな感じで、
端をちょいとめくってやれば簡単に持ち上がります。
おまけの実験として、デスクのに置いた紙の上にどこでも吸盤を置いたらどうなるでしょう。
これも、しっかりとくっついて持ち上がりません。ふつうの吸盤だとこうはなりません。
さらにこの状態で横に動かすと、スルスルとふつうに動きます。
先日ちょっとした集まりにこれを持っていったら、バカ受け。タレントやマジシャンの方々も喜んで遊んでくれました。
どこでも吸盤というのはぼくの命名でして、元はといえば知りあいの高校の先生がアメリカの科学教材の通販で買ってくれたものです。日本でも紹介したいと思ってあれこれ探していたところ、ノベルティーグッズとして扱かっている会社が見つかって、「名入れ」もできるというので、ぼくがデザインしたものです。原稿入稿直後にそこに書いてある説明文の数字に間違いがあるのを妻が見つけてくれて、あわてて修正してもらったというオマケがありました。
高田馬場にある仮説社という教育出版の会社で315円で発売中です。お会いした人にはたいてい差し上げております。
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