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2006.12.07

世界一美しい周期表

Poster22000low

Update: 本日2007/1/25から、仮説社にて販売開始しました。

アメリカのTheodore Gray という人が作った周期表。 自ら、 "The Most Beautiful Periodic Table Poster in the World" と名付けるだけあって、たしかに美しい。 この手の「現物写真付周期表」というのは、他にも、こんなの とか、いろいろあるのだけれども、このポスターの特徴は「美」を意識して作られているところ。周期表は Periodic Table だけど、これには The Elements としか書いていないし、元素記号と原子番号と元素名以外は、各元素のことも何も書いていない。
ぼくは、特別「周期表マニア」というわけでもないのだけど、ネットで見つけた面白い周期表を仮説社に紹介して、卸したりしているので、今回もこの「世界一美しい」やつを売ろうということになった。

数がまとまれば卸値で買えるので、Grayさんにメールしてみたところ、
「何といいタイミングだ」
という返事が来たので、どうしたのかと思ったら、「もうすぐ日本に行く」というのだ。ポスターのサンプルを送ってもらうにも手間もお金もかかるのだけれども、スーツケースに入れてくるなら簡単というわけ。

というわけで、きのう(12/6) 会ってきた。
いやー楽しかった。(写真とればよかったね)
さすかに現物はきれいで迫力がある。「まつわる話」もたくさんあって、そもそも何でこんなものを作ることになったのかを聞いたところ、「本業の会社にテーブルが欲しかったが、ロクなのがないので探していたらイギリスの博物館に Periodic Table があるというので、面白いと思ってよくよく調べたら、テーブルではなくて、壁に作りつけた周期表だったので、それなら、と自分でPeriodic Table Table を作った。

そのうち、元素ごとに箱をつけて、中に現物の元素を入れるようになって、その写真を撮ったものがたまってきて、「そうだ、それなら」と写真入り周期表を作ってしまったというわけ。

色や印刷品質、紙などすべてにこだわった逸品。日本でも手に入れやすくなるように、アレンジ中です。

ところで、このGrayさん、まさかこのポスターを売るために日本に来るはずもないし、観光でもない。実は、知る人は知っている、数式グラフソフトのMathematica を作っているWolfram Researchのファウンダーのひとりで、今回は、そのプロモーションのために来ているのであった。Mathematicaといえば、発表された1989年だかに、ぼくはアメリカにいたので Version 1.0 を買ったし、作者の Stephen Wolframの講演も聞いたことがある。どうやら、その時にGrayさんもいたはずなので、おそらく同じ部屋にいたことがあるだろう、ということ。

この人は、教育論でもいいことを言っている。

おみやげに、「タングステンチタンの結晶」という珍らしいものをいただいた。(あとで写真載せます 

ようやく別記事に載せました(07-06-15)

ぼくからは、当然のこのながら「トンでも吸盤」を差し上げたところ、気に入ってもらえたようで、「アメリカに持って帰りたいので何ダースか欲しい」とのこと。いよいよ、アメリカ進出かぁ。

December 7, 2006 at 03:54 PM in 科学 | | Comments (10)