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2007.07.27

カラーレーザープリンターは紙が命

買ったばかりレーザープリンターの調子がおかしくなった。「A3、カラー、片面」に限って激しくかすれるのだ。

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一部分が、というのではなく全体的に起きている。が、A4では起きない。さらに不可解なのは「両面印刷」の時にはきれいに出ること。両面とはいっても、実際に印刷するのは1ページだけなのだが、このプリンターは片面が白紙であっても律儀に両面とも印刷するふりをしてくれる。
両面指定で印刷したのがこれ。(印刷したものを同じ機械でスキャンしてるのもヘンだな)

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デフォルトが両面になっていたもんで、はじめは気付かなかったのだが、片面指定したら発覚したというわけ。

EPSONのサポートに連絡したら、予想外に早く7/24火曜の午後来てくれることになった。
いろいろ調べてくれて、

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こんな大がかりなことになってしまった。不具合の可能性のある部品をあれこれ取り寄せてくれて(その場でバイク便で持ってくるのだ!)、さあ交換しようかというところで、同じく持ってきた用紙(A3のはずが「A3ノビ」だったので、ハサミて切っていた)を使ってみたところ、きれいに印刷されてしまった。「これは紙のせいだろう」ということになって、(やや嬉しそうに)、ウチにあった包みから新しい紙を出してやってみたらこれもOK。トレイに入っていたのと同じ包みなんだけど。

結局「紙の湿気」が問題だったらしい。実は、サービスマンが来る前にも、ふとそれが気になって、白紙ページを印刷した(つまり、ローラーを通って熱くなった)紙に印刷したら、片面でも大丈夫だったのだ。

原因はわかったものの対処法が難しい。「ダメ」となった紙も、モノクロの文字等なら問題ないし、写真でも大丈夫。昔のコピー機などと違って、この機械は「紙を選ばない」ことになっている。湿気についても、それほど神経質になるべきというようなことはどこにも書いていない。

A4ならうまくいくと思っていたのも、たまたまA4用紙が湿っていなかっただけの話のようだ。

ふだんはあまり気にすることもないけど、カラーでベタの多いのを打つ時には気を付けよう。あと、湿っていると印刷された後の「カール」もひどいので、保管には気をつけましょう。といっても、機械のトレイの中がダメなのだから始末に悪いけど。

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2007.07.21

今更電卓 HP-35S

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知人に触発されてこんなオモチャを買いました。

なんで今更電卓、と言われそうですが、30年前の「電卓マニア」で、かつ「HP電卓オタク」だったぼくとしては、捨ておけない新機種だったのです。

HP-35s といいますが、30年以上前のHP-35という機種のリメークとでも言えるものです。

HP電卓の特徴は、
1.RPN(逆ポーランド記法)
2.キーのクリック感
でしょうか。

ある程度のコンピュータ専門家にとってはRPNは親しみがあるでしょうが、当時FORTRANくらいしか知らなかったぼくにとっては新鮮な驚きでした。(RPNの説明はしないので、興味のある方はこちらなどへ)

一日中パソコンの前にいても電卓が便利なことは体験済みだったし、出先でも携帯の電卓機能は悲しいので、持ち歩くことにしました。

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プリンター使用記―モノクロ高速両面編-

『数学』 - 物理を学び楽しむために -
という本があります。ただし、まだ印刷物にはなっておらず、物理学者、田崎晴明さんのウェブに置かれています。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html

物理学専攻の大学生向けに書かれているもので、ぼくにはかなり荷が重いのだけど、チラッチラッとくらいは理解できるところもあるのです。

で、まだ完成していないということですが、すでに512ページもあります。画面で読むのもつらいが、こんな大量ページを印刷するのも容易でない。

ん?大量ページだって。

いえ、実はね。せっかくのレーザープリンターの力を試したくて、久しぶりにこの本をダウンロードしたってわけです。

A3でもカラーでもなくスキャンでもコピーでもないけど、
・高速
・両面
を生かす絶好のチャンス。

どうせなら一気に512ページ打てばいいのだけど、紙が足りなくなりそう(情ない)ので、まずは第3章まで72ページ。

は、はやいっ。
両面なので全速力とはいかないのだけど、それでもみるまに印刷された紙が重なっていく。

このごろの両面印刷でよくみる、「紙が出てくるフリをしてから、引っ込めて裏面を印刷する」という方式なのだけど、ちょっと面白いのは、表裏表裏 表裏とやるのではなく、表表表裏裏裏という順番になること。つまり、「出て引っ込んで、また出た」から1枚終ったかと思ったら、次の表だけを印刷してまた 引っ込む。

2枚づつの時もあったのだけど、さっきは3枚づつだった。データ量とかメモリによるのだろうか。

こうして、ペーパーレスからはどんどん遠ざかるのだ。

さて、
第2バッチで183ページまで印刷したのだが、なんかページがおかしいことに気がついた。見開きの右側は奇数ページにならなくてはいけないのに、偶数になっているところがある。うーむ。原本はちゃんと空白ページをいれて、章の始まりが右側に来るようにしているのに…。

どうやらプリンターが妙に気を利かせて「白紙ページをスキップする」ということをやってくれてしまったようだ。 残念だが、これ以上紙を無駄にはできないのでこのままでいこう。全部打ってからでなくてよかった。プリンターの設定を調べて、スキップしないようにしないと。

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2007.07.18

プリンター選びがエスカレートした時: EPSON LP-M5600Z

きのうわが家に「カラーレーザープリンター複合機」が来た。
カラーレーザープリンターにスキャナーが付いていてコピーもできるというもの。

レーザーでなくインクジェットなら、ウチにもあるし今や2万円台で買えるのだが、これは何が違うかというと、レーザープリンターであることに加えて「A3対応」だということ。

3週間ほど前に、「A3モノクロレーザープリンター」を買った人がいて、聞けばLANカードもついて6万円足らずだという。 A3もうれしいし、レーザーで高速にどんどん印刷する魅力を感じて、すぐに欲しくなった。

買う寸前になってよく調べてみたら「両面印刷」はオプションとのこと。しかも5万円くらいする。ほとんど本体と同じではないか。大量ページを打つ時には両面が必須なのでここは譲れない。別の機種を調べたら10万円以下で ,

レーザー
A3
両面
LAN

が買えることがわかった。
ところで、インクジェットプリンターがあるのに、なぜ欲しいのかと言われると、
・大量に打ちたいことがある(だろう)
・A3で打ちたくなるだろう
というくらいのことで、要するに「欲しい最大の理由」は「欲しいから」である。

カタログや、店頭で見ていると「カラー」がチラチラと気になる。A3カラーレーザーも10万以下で買えるのだ。「買わなくてもいいもの」だけに、「あっちにしておけばよかった」と後悔はしたくない。ここはカラーで行くしかないだろう。カラーレーザーでもモノクロは速いし。

A3カラーレーザーを買った後のことを想像してみた。どんなデータを打つかな。うーむ。

そもそも「いちばんA3が欲しい時」っていつだろう。ひょっとして「コピー」じゃないのか。母が絵をスキャンする時もA4より大きいものは、一度コピー屋で縮小してからスキャンしている。

A3、カラー、レーザー、LAN、両面、スキャナー(コピー)

これを「カラーレーザープリンター複合機」と呼ぶ。インクジェットは、プリンターにスキャナーがついても1万円高くなるかならないかで、大きさも大して変わらないが、レーザーで、それもA3となると話は違う。スキャナーなしで10~15万円くらいのところが、スキャナー(コピー)付は定価で30万円。

うーん。(何回目だ)

しかし、「無くてもいいもの」としては、もうこれしかないのではないか。
というわけで、EPSON LP-M5600Z というのを購入した。

M5600z_1

何のオプションも無しだと、プリンター部とスキャナー部が分かれた状態で、それはあんまりなのでラックは付けることにした。しばらく考えるうちに、用紙カセットが1つだけだと、A3打つたびに手差しかよ、と思い、第2カセットも付けることにした。これで定価356,800円。 さらに上に行くとADF(自動原稿送り)がつくとあと10万円、FAXつけるとまた10万円。どちらもあって悪いことはないが、なくても「後悔する」類のものではないので、やめ。 通販で一番安いあたりを見て、配達条件を見て決めた。大きいものは「玄関前まで」というのが多いのだ。さすがに3階まで持ち上げる気はしない(プリンターが40kg、スキャナーが10kg)ので、追加料金を払うのは構わないが、それが画面でうまく指定できなかったりして、結局奈良県のショップに注文。3階への搬入込みで、251,475円。実際の配達はEPSONの専属みたいな業者がやるので、安心。 かくして、きのう(2007/7/17)にやってきました。

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でかい。

コピー、プリントなどひととおり使ってみたがいい調子。LAN接続なので息子のパソコンや、1階のパソコンからも印刷できる。A3機はA4が横向きに出てくるので速くてうれしい。

というわけで、わが家に「やってきた」ところで今日はおしまい。使用レポートはボチボチと。

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病院を「受診する」について

「病院受診する」という表現があることを今日まで知らなかった。

「受診する」という言い方自体、日常ではあまり使わないのではないかと思うが、強いてあげれば、

「内科受診する」

のように「で」を使うものかと思っていたが、Google的には、「を受診する」の方が1桁多い。

『明鏡国語辞典』には、

成人病検査を受診する

という例文があった。そう、これはよくわかる。
『新明解』には例文がなくて「診察を受けること」としか書いていない。『広辞苑第5版』も同じようなもの。

Googleで
"病院を受診する" を検索すると、約36000件
"病院で受診する" を検索すると、約900件

ただし「を」の方は、ほとんどか病院などの医療関係のページ。

業界用語みたいなものなら、一般人には思いもよらない表現があるものだが、なんだこの中途半端さは。

みなさん「病院受診する」って言いますか。

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2007.07.12

コブクロとはしだのりひこ

コブクロの『君という名の翼』という曲で(たぶん)小渕健太郎が歌っているであろう、大サビ の「♪君~と~いう~名~の~」というところの声が、はしだのりひこに似ていると思った人はお知らせください。「そうは思わない」という意見でもいいけど。

キーワード:コブクロ、小渕健太郎、はしだのりひこ、端田宣彦、シューベルツ、フォーククルセダーズ
 

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