分子模型を作る
このところ分子模型に凝っている。
以前から仮説実験授業をやっている人たちの間で普及しているのが、この発泡スチロール球で作るもの。
球に色を塗っている時の風景はこう↓
早く乾くようにと、外に干すことも。
とにかく作っていても楽しいし、出来あがったものを見ていても楽しい。
これは、エタノール(黒が炭素、赤が酸素、白が水素)で、「犬」みたいでかわいい。後ろ足を120度回転されるともっと犬らしくなるのだけれども、化学としてはこうやってずれているのが正しいらしい。でもって、片足をあげているように見えるので「オシッコ犬」ともいいます。
驚いたことにに、アメリカの人のウェブ(Flickrという写真共有サイト)にも、
"dog-shped molecule" と称して、エタノールの写真が。
別のウェブには、 "pissing dog shaped"(オシッコ犬の型)という表現もありました。犬のオシッコが万国共通なのはあたり前か。
もう一つの分子模型
さて、すっかり気に入っているこの発泡スチロール分子模型ですが、つい最近買ってきた分子模型も面白い。こちらは「作る」のではなくて「組み立てる」タイプ。そういうものは以前からいろいろあるのだけど、このたび朝日新聞(東京10/13夕刊)紹介されていたのが、「モルタロウ」というもの。
向こう側がエタノール、手前左がベンゼン、右がシクロヘキサン。こちらは青いのが炭素なのだが、2重結合用と単結合用とで部品が違う。ベンゼンは、ひとつおきに二重結合になっている。これを作ってから、「それでは同じく炭素6個のシクロヘキサンを」と思って、今度は「単結合用(手が4本)の部品を使って作りはじめたら、5つくらいで環が閉じてしまいそうになった。「あれ?」と思ったが、よく考えてみたらシクロヘキサンは平面にはならない。4本の手は109度でついているので、角度をつけて繋がないと環にならない。おお、そういえば「シス」と「トランス」とがあったな。ペコペコと折り曲げると「いす型」にも「舟型」にもなる。ちなみに、二重結合のところは回転できないように作られているので、ベンゼンは、折り曲がらない。
作って、見て楽しむスチロール球と、簡単に組み立てて結合を理解するモルタロウ、どちらも楽しいし、役に立つ。
頭でわかっていても、こうして手で触れるとまるで違うことがよくわかる。
October 16, 2007 at 10:43 AM in 科学 | Permalink





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