7/20日曜23時すぎ、突然右わき腹に痛みを感じる。筋違えたのかと思っていたがどんどん痛みが増すので、妻に訴える。タクシーで救急に行くか、とか思っているうちにさらにひどくなったので救急車を呼ぶ。
すぐに来てくれたが、つい先日隣の駐車場が通り抜けできなくなったので、ひと回りしてストレッチャーを持ってきてもらう。乗せてもらってからの病院探しが大変。第一候補に断わられ、近くの大病院が軒並みだめ。あちこち電話してもらってようやく中目黒の共済病院に受け入れてもらうことに。「たらい回し」というのは、この状態のことも言うのかもしれないが、相手のあることだからどうしようもない。ぼくの症状は「緊急性なし」とされていることもたしか。本人は緊急に痛いけど。
走っている途中にもどんどん痛くなって、声が出る始末。救急員さんがいろいろ聞いてくれるが、原因はわからず。
ようやく病院についてあれこれ聞かれるが、すぐには原因わからず、血液、尿、X線、CTなどの検査をして判定するまで「痛み止めもできない」とのこと。ギャオーっ。
X線の何枚かは立って撮るし、CTでも寝台から移動するのがまたつらい。息も止めなきゃならないし。
結局2時近くなったところで、ブスコパンという鎮痛剤(の一種)を点滴に入れてもらう。その頃は痛みの波が引いていたわずかの間だったのだが、おそらくたまたま薬を入れた直後からまた痛み出す。
薬をくれたからには原因がわかったのだろうが、なかなか先生が来ない。
しばらくして先生がやってきて「消去法で考えた結果『尿管結石』だろう」とのこと。CTやX線を見ても、虫垂炎の可能性はゼロ、腸炎はゼロではないがまずなさそう等々で、
・わずかに結石らしき影がある
・尿にわずかに血が混じっていた
ということで、結石ということに。
やがて薬が効いてきたのか痛みがなくなる。坐薬で痛みを止めて、あとは流れ出るのを待つだけ、ということ。
タクシーで帰宅したらもう3時。坐薬入れて寝る。
7/21月祝
起きると痛みは全くない。とりあえず危機(狭い部分に石がひっかかった状態)は脱したのだろう、と8時から普通に仕事を始めよう・・・とパソコンの前に座ったあたりからじわじわと痛み始める。
「急で済みませんが休ませてください」
とメールを打つだけ打って、また妻のところに走る(今日が祝日でラッキー)。前回から5時間ほどしか経っていないが坐薬使用。これが効いたかと思ったが、そのあとまるで「痛みが漏れ出す」かのように体を襲う。うなるうなるうなる。
妻があれこれ電話して東京医大の当直にたまたま泌尿器科の先生がいて、いろいろ教えてもらう。「とにかく水分をとれ」と。石を出すためだけでなく、とにかくこれで痛みが緩和されるということで、どんどん飲んだ。
トイレに行ってふとんに戻ると、「じゃあこれ」といって、コップに1杯2杯麦茶やスポーツドリンク。これを何度も何度も繰り返すうちに痛みは確かに和いできた。14時を過ぎたら次の坐薬が使える、と思っていたが結局その必要もなし。「ひどければ来てください」と言われていたが、結局行かずに済んだ。その後もひたすら飲み続けて夜に。痛みはなくても体の不調はいかんともしがたい。
夜の10時すぎ、下腹部に痛みが。「痛くなるところが2か所ある」というその2番目かもしれない。今度こそ坐薬かと思ったが、大量の水分で何とか乗り切ってそのまま寝る。
7/22火
問題なく目覚める。仕事ができないわけではないが午前中に病院に行きたかったので、お願いしようと思っていたらすでに同僚から「代わりを配置した」とのメールが入っていた。なんともありがたいこと。(この人からは電話もいただいた)
近所のJR病院でX線、尿検査、問診の結果「尿道結石が膀胱に落ちた状態」だろうということで落着。
その後の様子からするに、もしかしたらすでに排出済みかもしれず、だとするとちょっと残念。などといっている場合ではないか。
誰が決めたのか知らないけど、結石の痛みの度合いは「陣痛なみ」とのこと。
泣くほど痛いが、まず命に別状がないというのが特徴。いつまた起きるかわからないが、原因がわかっていれば気分も違うというもの。もう救急車には乗らないだろうな。
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