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2009.10.19

加藤和彦のこと

10月17日、加藤和彦が亡くなった。

芸能人が死んだときの感覚というのは人それぞれで、ぼくは大ファンだった人でもそれほどショックを受けないのだけど、植木等と加藤和彦はショック大。

中学、高校とフォークソング中心にギターをよく弾いていたぼくにとっては、まさに神様。ステレオ(「コンポ」でもない、応接間に置くようなやつ)に耳を近づけて、何度もフレーズをコピーしていた。

もちろん最初は「帰ってきたヨッパライ」だけど、一番好きだったのは「悲しくてやりきれない」かな。あとは解散前最後の曲となった「青年は荒野をめざす」。中学の卒業謝恩会でこの2曲を演奏しましたからね。4人組で、ボーカルとギター2人とベース。ぼくはフォークギターまたはエレキベースを弾いていたと思う。

でも、フォークル現役中よりも、解散してからの方が熱心にフォローしていたような気もする。たった1年のフォークル時代には、まだすごさに気付いていなかったのかもしれない。

「あの素晴らしい愛をもう一度」にはシビれた。何年もたってからリバイバルしたおかげで、子どもが幼稚園の頃から歌っていたのが嬉しかった。

『紀元2000年』という歌が好きで、

人間やって20年、世の中なんて甘いもの

という歌いだしの歌詞を見せて、「誰が歌った何という歌か」という検索問題(クイズ)を学生に出したのだけど、正解を見つけた学生さんが「フォーク・クルセダーズも加藤和彦も知らない」というのは残念だった。これだけニュースになったから、あさっての講義で蒸し返してみようかな。

ずいぶん長いことフォローしていたような気がしたけど、落ち着いて考えてみると中3から高2くらいまでのわずかな間だけだったことにちょっとビックリ。もう一つ、後になって驚くのが、当時のフォークルが「まだ大学生」だったこと。

ミカバンド以降はそれほど追っかけていたわけではないけど、何といってもぼくが人生のほんのわずかな時間「音楽をやっていた」時期の神がいなくなってしまうのは、やっぱり大きなショックなのである。

October 19, 2009 at 08:57 AM in 日記・コラム・つぶやき |

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