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2009.11.05

I could have danced all night.

オードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェアレディ』に出てくる『踊り明かそう』という歌。原題は"I could have danced all night."

小学校6年生くらいの頃に、この映画が流行っていて家族に連れられて映画館に行き、さらにはサウンドトラックのレコードも買って、よく聞いていました。特に5つ違うの姉が熱心だったと思います。

映画の内容はよくわからなかったけれども、同じ頃に上映された『サウンド・オブ・ミュージック』のサントラ盤と一緒に、レコードを何度も聞きました。たしかドーナツ盤サイズで33回転の、ミニLP。

『エーデルワイズ』とか、『君住むこの街角に』とか『ドレミの歌』とか(2つの映画が平気で混じる)などと共に、この『踊り明かそう』をよく聞いて、さらには歌詞カードを見ながら歌っているうちに、覚えてしまいました。もちろん意味は全くわかりません。

20年ほど後、アメリカに駐在していたある時、「couldやshoudの過去形」について疑問を持ちました。"say"の過去形は"said"で、"can say"の過去は、(形式的には)"could say"。ところがcouldやshouldは、そもとも過去形だから困るな、と。

答えは、could have said や、should have done のように "have+過去分詞"にすればよろしい。現地の人(といってもメキシコ出身だけど)が、「ああ、しておけば・・・」という感じに、"we should have ..."と言っていたのが印象的でした。マンガなどでは、インフォーマルな省略形として、"I shudda," "I cudda" などと書くこともあります。

以上、長い前置き。

さらにたって、50近くなった頃にこの歌を思い出してみたら、
"I could have danced all night"
って、まさに could + have + 過去分詞ではありませんか。

「一晩中踊ることが出来たのに」、踊りたかったのに、ということなのでしょう。

この歌の歌詞はほぼ全部覚えていて、当時意味のわからなかったものを、今歌いながらなぞっていくと理解できる、というのが実に感動的です。よく意味もわからず覚えていたな、とも言えます。いずれこの部分以外についても書いてみたいと思います。

ところで、何故「きょう」この話を書いたのかと言うと、きのう経堂駅から農大通りを歩いて、横断歩道に差しかかったとき、買い物カードを押す50~70くらいのご婦人が、"I could have danced all night"、と歌いながら歩いてきたのです。ぼくは嬉しくなって、一瞬ためらった後、小さな声で(まだためらっているじゃないか)"and still have begged for more"などと続きを歌ってしまいました。信号待ちで並んでいたら、もっと歌ってしまったかもしれません。

November 5, 2009 at 08:28 AM in 日記・コラム・つぶやき |

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