楽天とAmazon
楽天もAmazonもネット通販の最大手。
ぼくは本をやたらに買うのでAmazonの方が利用頻度がずっと高いけど、楽天でもなにげなく結構買っていることに気付く。
10年くらい前に仕事で一緒になったドゥ・ハウスの人に「楽天市場」を教えてもらった。「こういう便利なものが出来たんですよ」という感じで。あちこちにオンラインモールができる中、楽天(いつのまにか「市場」がとれた)がダントツになっていた。
リアルの世界と違って、ネットでは「モール」である必然性がない、とも言われるのだけど楽天はとにかく強い。実はぼくが「楽天から買った」もので、「楽天モール」で探したものは一つもない。Googleで探して見比べていて最終的に買った店が楽天の出店していたというだけ。楽天のトップページを見た記憶もあまりない。たぶんそういう人は多いと思う。
要するに「ショッピングカート」として楽天を使っているだけなのだけど、それでも意味は大きい。買う側にしてみれば、クレジットカードその他の情報を毎回入れずに済むし、「なんとなく」安心感がある。なんとなく。これは、そのまま店にとってもメリットだ。
楽天はどさくさまぎれに、メールマガジンの受信承認にデフォルトでチェックを入れるなどしてさらに客を増やそうとする。これはユーザーにとってはメリットよりデメリット(うるさい)方が多いけれど、店は有難いだろう。
「たしかに断ったはずなのに、またメルマガが来る」と思うのは、購入画面でず~っとスクロールした一番下に「メルマガ希望」みたいな欄があるからだと気付いたので、最近はしっかりチェックを外すようにしている。
一方Amazonは「店」という印象が強い。目当ての本がある時に、まずAmazonのサイトへ行ってから探す。実は、Googleで検索しても大ていはAmazonがトップに来るし、BK-Oneなども見つかって便利なこともあるのだけど、まだ何となく「まずAmazonへ行く」習慣が抜けない。
今やAmazonは電化製品からトンでも吸盤まで何でも売っているので、ある意味で楽天と同じようなことをしているのだけど、そういう「本以外」のものを買った時でも「Amazonで買った」という感覚が強い。
生い立ちも使い方も違うので、同列には比べられないけど、Amazonから来るダイレクトメールには腹が立たない(それなりに選別されているから)、などというのとも関係あるのかもしれない。
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