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2009.11.24

愛社精神

日航に公的資金が投入されるに際して、年金が高すぎるから減額しようという話がある。

そのためには社員やOBの2/3以上の同意が必要とのこと。そりゃそうだろう。

年金が減って特別困るかどうかは、個々の事情にもよるし、「そもそも高い」とかいう話はさておくとして、「減額に同意するかどうか」はどういう気持ちなのだろうかと考えてみた。

社員の場合は、それ以前に「減給」とか「人員整理」などもあり得るし、「会社が倒れては元も子もないから同意する」という選択肢もあるだろう。

しかし、OBにとってはどうなのだろうか。「会社を救うために」という理由で減額に応じることなどできるのか。うーん、自分にはできそうにない。別に元いた会社に恨みはないし、元気でいてほしいとは思うけど、身銭を切ってまで救おうという気にはなれない。「会社がそうなったのには、自分にも責任があるから」などとはもちろん思えない(実際そんな影響力ないし)。

JALの年金(減額)説明会から出てきたOBの人のインタビューでは「会社を救うためには仕方ない」的な発言をしていた人がいたけど、ああいうのを「愛社精神」というのだろうか。でも、同意しない人に愛社精神がない、と言ったらかわいそうだな。

書いている途中で気付いたのだけど、会社が倒れちゃったら結局年金は出なくなっちゃうのだろうか。だとすればOBといえども「会社を救うために痛みを分け合う」意味があるので上の話は変わってくる。

ともあれ、いくら公的資金が投入されるからって、とっくの昔に会社を辞めて年金もらっている人たちに、いきなり「減らしてもいいか」と聞くのもずいぶん無茶な話。OBの現役当時に会社が不正を働いていたとでもいうのならともかく。ぼくは大いに同情するけど、世間ではどうなのでしょうね。

November 24, 2009 at 08:31 AM in 日記・コラム・つぶやき |

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