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2009.12.30

年末の秋葉原を歩いて

たぶんもう10年くらい続けていると思うのだけど、毎年末に、友人のcharlieさんと、秋葉原散策経由うまいものを食べる会、をやっています。

午後3~4時くらいに待ち合わせて、最近買ったガジェットなどを見せながら話した後、秋葉原の雑踏の中を歩いて、ちょこちょこのぞきながら、勝手 に一年を総括して、その後は、ガンガン食べて飲む、という行事です。charlieさんは電機メーカーのベテランで、超情報通なので聞いていて非常に楽し いのです。

今年は、数年来待ち合わせに使っていた喫茶店の「古炉奈」が閉店してしまったので、御茶の水の神田明神入口にある「天野屋」に行きました。白玉し るこをいただく。この店は、納豆やみそや甘酒も作っている「糀屋さん」でもあります。なぜか店内には、レトログッズが並んでいて、照明は「エジソン電球」

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フィラメントは「竹炭」製で、手作りで1個3500円くらいするそうです。
電球の下に、フィラメントの実像らしきものが見えるのが、また不思議です。

店のすぐ外の、秋葉原に向かう道の端にはこんな標示がありました。

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公共駐車場ならともかく、店の駐車場の空き具合が表示されるとは面白い。

秋葉原で訪れたのは、
・超高級オーディオの店「Refino&Anhelo(レフィーノ&アネーロ)」
 絶対に自分では入らない店だけど、Charlieさんの解説を聞きながら、McIntoshのアンプなど見る。そういえば「音」は聞こうとさえしなかったなぁ。
・ヤマギワ・リビナ
 何故か毎年入るこの店。高級のデザイナー電気器具のオンパレード。LEDの照明スタンドが8万円とか、やめてほしい。でもカッコイイ。Bang & Orfusenのショウルームがあって、これはもう冗談みたいな値段のテレビやオーディオばかり。マニアのcharlieさんでさえ、「イヤホン」しか 持っていない。
・秋月電気
 1000円くらいの工作キットをたくさん売っているのだけど、科学少年が作るのだろうか。それとも商売で使うのだろうか。
・名前忘れたアヤシゲな店数々
 SDやUSBメモリが毎年安くなっていくのにはあきれるばかり。太陽光充電式LEDライト450円だかを2人とも買いそうになるが、使う場面が ないことを理解して思いとどまる。安いウェブカムを前に買って失敗したっけなぁ。iPodそっくりのニセ物など、あやしいものがたくさん。
・Mac Collection
 Apple純正のショップ。「汚れた体を清めるために」と入る。元はといえばMacで知りあったので、2人ともMac Loveなのだけど、あらためてMacの美しさに感心。しかも安い。速い。画面はでかい。店内もきれいで、まさしく「心が洗われた」気分。Windows 常用者としては、いろいろ難しいのだが、iMacが欲しくなった。

というわけで、今年の(初めてだけど)秋葉原総括は「Appleはやっぱりすごい」でした。

食事は、丸の内のそば屋で、しこたま食べて飲んで(最近こればっかり)大満足。

ちなみに、charlieさんと知り合ったのは、今から20年以上前にぼくかシリコンバレーに駐在していた頃、NIFTY-ServeのMac系 フオーラムを通じて。charlieさんがシカゴのCESに出張に来るというので、そこで会ったのが最初。次にサンティエゴで、その次はサンノゼでと、駐 在中に少なくとも3回は会いました。完全なるネット友。帰国後、ふたりともフォーラムのSYSOPをやったりして、交流が続きました。「年末オフ」が始 まったきっかけは忘れました。

今年は新しい出会いの話題が多かったのですが、これは古い出会いから続いているお話でした。

December 30, 2009 at 07:23 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.29

メキシコ料理で打ち上げだ

きのう(2009/12/28)は、先日発売になった書籍、『デザイニング・ウェブインターフェース』のささやかな打ち上げパーティー兼忘年会。

場所は、新宿サザンテラスのメキシコ料理レストラン「エルトリート」。10月に久しぶりに行った時のことをここに書いたのを、この本の監訳をされた浅野紀予さんが見て、「打ち上げはぜひメキシカンで」と予約してくださった次第。わが家から徒歩5分くらいなので、圧倒的にぼくだけ有利。

何を食べて何を飲んだか・・・もはや思い出せません。それほど食べて飲みました。いくつか印象に残っているもの。

タコス・・・よくある固いシェルではなく、ソフトなトーティアで自分で巻いて食べる。ところで、tacoのことを、なぜか「タコス」と呼ぶことが多いのだけど、スペイン語でも英語でも「taco」なのにな。複数は(少なくとも英語では)「tacos」のようだけど。まあ、たいていは複数出てくるから、メニューとしても「chicken tacos」のようになっていることは多い。エルトリートでも「タコス/TACOS」となっているのだけど、英語の複数形がカタカナになる時は、ふつうは「s」を外すのにね。「蛸」と区別するためなのではないかと思っています。ちなみに、タコのマリネも注文しました。

ケサディーヤ・・・メキシコ風ピザ、おいしかったなぁ。

飲み物
ビール(ドスエキスXX)
コロナビール
ストロベリー・マルガリータ
マンゴー・マルガリータ
テキーラ2種
カクテル1~2種

うーん、みんなジュースみたいだからついつい飲んじゃうんだよね。

最後になりましたが、ご一緒したのは編集の田村さん、監訳の浅野さんと、スペシャルゲストの前田さんでした。

December 29, 2009 at 11:18 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (0)

2009.12.28

これは究極の「鯖ずし」だ

きのう(12/27)、新宿小田急百貨店の「秋田県・みちのく物産展」に行ってきました。
お目当てはもちろん「虎鯖」。八戸ニューシティーホテルの板長、谷口圭介さん作のすごい「鯖ずし」です。

まずは写真をご覧ください。

この身の厚さにまずびっくりしますが、とにかく「おいしい」。そのままでも、しょうゆでも、わさびを付けても。シャリがまたおいしい。「しめさば」でもいけるに違いないけど、この米と一緒の味がたまりません(板長のブログ記事はこちら)。

これを知ったきっかけは、10月8日の久米信行さんの講演と懇親会。久米さんの「ブログ道」一番弟子の谷口板長が、パーティーでこの虎鯖をふるまってくれたのを食べて、いっペんでファンになりました。通販もあるのですが、できれば作りたてをと思い、3ヵ月近く待ったこの日に、ついに妻にも食べさせることができました。

物産展には、板長のお兄さんが来られていて、名刺交換をして試食。妻はいきなり感動。いろいろお話をして、新年2日にまた来ることを誓って帰りました。

夕食は二人だけで、もちろんこの鯖ずしが中心。米もあるし、そうそうは食べないかなと思っていましたが、あまりのおいしさに止まりませんでした(かろうじて、子どもたちの口にも入りましたが)。「生きていてよかった。」「ひっくり返りそう」等々、妻の最上級の「おいしさの表現」でした。

以下、八戸ニューシティーホテルのウェブより。

これからの物産展 「虎鯖が参ります!」(2009~2010年)

12月27日~31日・1月2日~5日 小田急百貨店新宿店「秋田県とみちのく物産展

1月7日~13日  東急百貨店吉祥寺店  「第33回東北物産展」

1月29日~2月3日 仙台藤崎百貨店 「東北六県物産展」

                  2月3日~9日 松屋浅草店 「第8回青森物産展

                                                                                                                                    

December 28, 2009 at 08:40 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.27

ワークショップ参加と、感動の出会い

大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)というところが開催した、「子どもは授業から何を学んでいるの?」というワークショップに行ってきました。

CoREFの長である三宅なほみさんは、認知科学者で、それまで中京大学で教えていましたが、この機構のために1年前から東大に来ています。そして、この三宅さんは、私にとって恩人ともいうべき人なのです。

10年くらい前に、当時勤めていた会社の社内教育のプログラムの中に「認知科学入門」的なものがあって、その講師の一人が三宅さんでした。きのうもやった「協調学習」の実践をはじめ、認知科学の面白さをいろいろと教えていただきました。ギロビッチの『人間この信じやすきもの』を教えてもらった(抜粋を教材に使っていた)のもこの時で、それ後のバイブル的な本になっています。

何回かの講座が終った後にメールをいただき、「大学で読書会をやるので来ないか」とのこと。Donald Normanの"The Invisible Computer"という本で、それまでにもNormanの本は大好きだったので、講義の感想文にちらっと書いたのがきっかけで、そのことを先生が知って呼んでくださったのだと思います。実は、三宅なほみさんと、ご主人の芳雄さんは共に、かつてNormanの下で学んだ直弟子だったのです。

会社で休暇をとり、1泊2日で名古屋へ行って10数人の勉強会に参加させていただきました。ぼくにとっては全くの趣味であるにもかかわらず、多くの専門家の人たちと一緒にその場にいられたことは、本当にラッキーで大いに感謝しました。帰りは、名古家名物「ひつまぶし」を食べにも連れていっていただきました。

その後、三宅さんと連絡を取ることはなかったのですが、認知科学への関心は大いに高まり、わが家でも当時中学生だった子どもたちが「認知科学的には」とかよく言っていました。そして、読みあさっていった本から繋がった先に、板倉聖宣さんの本があり、仮説実験授業にのめり込むことになったのです。つまり、間接的ではあるけれど、三宅さんはぼくが仮説実験授業に出会うきっかけを与えてくれた人、ということになります。

そして、今年になって、仮説実験授業研究会のメンバーで、東大大学院の博士課程にいる斉藤萌木さんが、「新しく東大に来られた三宅先生と一緒にアメリカ出張した」という話を聞き、「もしやそれは三宅なほみさんのことでは」と聞いたら、果たしてその通りだったのです。

斉藤さんの紹介で、ワークショップにも何度か参加させていただき、三宅さんと感動の再会をすることができました。そして、きのうは仮説実験授業を題材にしていたことから、仮説実験授業研究会の人たちが何人も来ていました。三宅なほみさんと、仮説実験授業の人たちと自分が同じ場所にいる、というのは、ぼくにとって夢のよ うな出来事でした。

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左から三宅なほみさん、斉藤萌木さん

肝心なワークショップの内容については、例によって説明がヘタなので、詳しくはCoREFのウェブを見ていただくのが良さそうです。教材もダウンロード可能です。

「子どもたちは授業から何を学んでいるの?-教えることと学ぶことー」という大きなテーマなので、うまく説明できませんが、印象に残っていることをいくつか。

・「学ぶ」というと、何か共通の「到達点」があるように思われるフシがあるが、違うのではないか。人それぞれの「納得のしかた」があるはずだ。

・「何かがわかるようになると、その先にわからないものがでてくる」

・「他の人は違うことを考えるものだなぁ」(ある問題の解答の分布を見て感じたこと)

本題ではありませんが、このワークショップでは各人がテーブルの上に名札を置いているのだけど、後で映像の中から名前を消すのが大変だということで、今回はちょっとしたアイディアが使われていました。

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名札の上に偏光板を重ねてあります。こうすると「見えにくくなる」ということだったのですが、このとおりデジカメを通しても、しっかり映っています。すると、隣にいた人が「カメラにも偏光板を付けるんじゃないの」と言いました。なるほど。それで、カメラの前に別の偏光板を90度位相をずらせて置いて撮ったのがこれ(別の人の名札です)。

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見事に消えました。恐らくビデオカメラ用の偏光フィルターを付けて撮影していたのでしょう。CoREFのウェブの写真を見ても、うまく黒くなっています。

ちなみに「名前映ってもいいよ、という人は偏光板付けなくてもいいですよ」と言われたので、ぼくは外していました。主催者がこの手のことに神経質なほど注意深くなるのは、よくわかるし当然だけど、参加者の中で「名前が出たら困る」という人はどれほどいるのだろうか。ぼくは何をどう考えても隠す必要がないので、偏光板を外してしまったけど、もしかしたら「高橋信夫と一緒にいたことを知られると困る」という人には迷惑だったかもしれない。

December 27, 2009 at 04:49 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.25

絶品『肉汁たっぷり!ミートローフ』

きのう(12/24)、ミートローフを作ってくれた。小林ケンタロウ×国分太一の「男子ごはん」で、ついこの間やったという『肉汁たっぷり!ミートローフ

牛・豚・鶏3種のひき肉を混ぜるというので、近所の肉屋さんで各300g購入。昔ながらの「肉屋さん」らしく、なかったのでその場で「挽いて」くれた。

オーブンに入れる前の状態がこれ↓。

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そして、出来上がりがこれ↓。

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(インゲンは後から乗せたのであって、湧いてきたわけではない)

やわらかくて、ジューシーで、「こんなに作ってどうするの」と思ったものが、どんどんなくなっていきました。

このままでも十分おいしいのですが、「マヨソース」を作ってかけても結構。

あっ! 今思いだしたが、「クレソン」を一緒に食べるのを忘れていた!!

オーブンは元々あまり使わなかった上に、接触不良でスイッチを10回くらい押さないといけなかったりで、いよいよめったに使わなくなっていたのだが、なんと娘の夫が修理してくれて今は快調! どうもありがとう。

December 25, 2009 at 09:39 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.24

2009年、私の10大ニュース

「わが家の」にしようと思ったけど、結局自分のことが殆ど。

順不同。いや、なんとなく印象の強い順かな。

・教員になる……思いがけず農大の非常勤講師を拝命。もう「卑怯師」じゃない
・長女結婚……めでたしめでたし
・次女卒業・就職……これで扶養家族がいなくなった
・長男教員免許取得……わが家の教員比率一挙3倍
・ヴァイオリンを人前で弾く……「大人のあそびば」にて
・TechCrunch Japanブレイクか?……一時はどうなるかと思ったがイベント多数
・デザイニング・ウェブインターフェース出版……ついにオライリーの「動物本」を
・Mad Science翻訳決定……初の「持ち込み」企画。世界一美しい周期表の作者の本
・トンでも吸盤販路拡大……大手のナリカで扱い開始。カタログにも載る
・人脈拡大……異業種交流会合各種参加

「○○を買った」というのがなかった。今年はKindle、eye-fiくらいか。

December 24, 2009 at 08:35 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.23

表参道、バーニャカウダ

2週間ほど前(12/10)に表参道に行った。娘につきあって「バーニャカウダ」なるものを食べるため。

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生野菜のスティックを、チーズフォンデュにつけて食する。流行りらしいが、まず自分で食べにくることはないので、悪くない体験。

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なかなかおいしかった。チーズをつけすぎて、野菜が残っているうちになくなってしまったので、あとは特別製と思われる塩でいただいた。

場所は、表参道ヒルズ。同潤会アパートの頃は、前をよく通ったけれども、こうなってからは殆ど入ったことがない。ビルの中の通路がみんな「坂」になっていてまさに「ヒルズ」。地下にスケートリンクまであった。たぶん臨時。

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外へ出ると、まだ4時なのにあたりは薄暗く、今年から再開したというイルミネーションが輝いていた。

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そういえば、もうすぐクリスマス。しかし、25日には友人夫妻と飲み会だけど、全く「クリスマスの日に」という意識がなかった。ツリーも出していないし、クリスマスソングのビデオも出していないなぁ。小さい子がいないと盛り上がらないのだな、やっぱり。

December 23, 2009 at 09:38 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.22

「たばこ税」のニュースで

今朝(12/22)の「めざましTV」、たばこ税引き上げのニュースより。

1本あたり5円の増税について、鳩山首相が、
「健康のため」
と説明したとのこと。

これに対して、番組としてのコメントは無し。
続いて、
「しかし、一方には財源確保のためではないか」という声もある、という記事を紹介する。

「財務省の試算によると、1円の増税で○○円の税収増が見込める」
とのことなので、5円上げればかなりの増収だろう」

しかし、「値上げによるタバコ離れのために、そうはいかないのでは」という声もある。(同じ記事なのか別の記事なのかは忘れた)

結局、番組としては何が言いたいのだろうか。

「健康のため」発言に対して、明確な批判はなかったものの、流れからすると「そうは言っても、税収増狙いが本音だろう」という風に私には思えた。

しかし、「そうは言っても、増収は難しいのではないか」という話で結ばれた。

タバコ離れで税収増にならなければ、喫煙人口が減るのだから、「健康のため」という目的とは一致するではないか。(健康のためにやめるとは限らないけど)

もしかして、「健康のため」発言を擁護するつもりだったのか。

実際には、何となくテレビを見ていると、

・「健康のため」なんて言っているが・・・
・本当は増収のためだろう
・でも、それもうまくいかないだろう

という「何もかもダメ」に感じる人が多いと思う。

テレビ番組で新聞記事を「そのまま紹介」するのは、報道機関としては敗北宣言だと思うけど、見ている側にとって便利なことも確か。ヘタに解説されるよりも、こちらで考える方がいい。ただし「どの記事を紹介するか」という選択が、解説以上に意図されたものなので油断はならない

December 22, 2009 at 08:37 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.21

「ごく」の使いどころ

ある小説に「ごく詳しいことまで」という表現があったのを読んで、少しひっかかった。「ごく」というのは、「こくわずか」「ごく稀に」などのやや「否定的」なことに使うものだと、なんとなく思っていたからだ。

【大辞泉】を引くと
・普通の程度をはるかに越えているさま。きわめて。非常に。「ごく親しい間柄」

と出ていた。

なるほど、「ごく親しい」は否定的でも何でもないか。ところが、

【大辞林】を見ると
・数量・程度などが少ない意を表す語に付いて、その程度がはなはだしいさまを表す。きわめて。この上なく。ひじょう。「ごく内輪に見積もる」「ごくつまらないもの」「お仙はこれでごく涙脆いぞや/家・藤村」

とある。

最後の例は「数量・程度が少ない」とは少し違うように感じるけれども、「なんとなくネガティブ」というぼくの感覚に近い。

では、「ごく親しい間柄」はどうだろうか。これ自体には全くネガティブな要素はないように見えるけれども、どういう時にこの表現をするか考えてみると、「ごく親しい間柄の者だけに教えよう」など、「限定しよう」という意図が働く時なのではないだろうか。少なくとも「あの人は〈ごく親しい〉友人です」とは、ふつう言わないと思う。「実はぼく、あの人と〈ごく親しい〉関係なのですよ」というと、そこには「排他的」な臭いがする。

ちなみに、手持ちの他の辞書は、

【明鏡】
1.程度がはなはだしいさま。極めて。「~親しい間柄」「~おおざっぱな性格」「~一部に副作用がある」
2.通常であるさまを強調していう。「~普通[当たり前の]生活」

【新明解】
・その程度が並はずれた(限界に達している)ものであることを強調する様子。「~親しい人/~上等の品/~当たり前の話だ/~少数の人しか知らない/~細」

ちなみに、「ごく」は漢字で書くと「極(く)」だが、「極上」などという時には、もちろんネガティブな意味はなく、あくまでも副詞的に使った場合の話。新明解の最後の例もそれ。

「ネガティブ」と言い切るのは難しいけれども、使える場面がかなり限られていることは確か。新明解の「ごく上等の品」は、違うのではないかと言われるかもしれないけど、何となく「イヤらしさ」がありませんか。考えすぎだろうか。

今のところ、大辞林だけが「少量限定」を言っているのが興味深い。

December 21, 2009 at 09:51 AM in ことば, 日記・コラム・つぶやき | | Comments (2) | TrackBack (0)

2009.12.20

歌舞伎の話を聞く

CCCF(Cross Cultural Communication Forum)のセミナーに行ってきました。

今回のテーマは『歌舞伎ワンダーランド―ヴィジュアル解説―』

歌舞伎の公演の「イヤホンガイド」の解説をやっている酒井孝子さんによる、DVD映像を使った歌舞伎入門。

ぼくは歌舞伎を見に行ったことは全くなく、興味もないと言っていいのだけれども、「気になる存在」であることは確か。この機会に、少しは理解してやろうと張り切って参加してきました。

舞台のつくりや、歴史等の説明を聞きつつ、映像を見ていると仲々これが面白い。

松禄も吉右衛門も玉三郎も勘三郎も、テレビでしょっちゅう見ているけれども、本業をやっているところを見るのは初めて。

まだ、「のめり込む」という感じはしていないけれども、「まずは生で見てみない」と思ったのは確か。歌舞伎座が改装になるので、今はちょっとしたブームだそうで混雑しているらしいけれども、フリーの身を生かして空いた時にでも行ってみようかな。

講師の酒井孝子さんは、戦前のお生まれとは思えないお元気さで、イヤホンガイドの解説者にふさわしく声がよく通り、何よりも「美しい日本語」がすばらしかったです。

December 20, 2009 at 11:59 AM | | Comments (0) | TrackBack (0)

デメ研忘年会2009

デジタルメディア研究所(デメ研)の忘年会に行ってきました。この団体の正体は未だにわかっておりません。いえ、世間的に隠しているわけではなくて、ぼくが理解していないだけです。

ただ、主宰の橘川幸夫(「きつかわゆきお」と書かれること多し)さんが面白いのでイベントに参加し始めたところ。

その橘川さんの正体もまだ5%くらいしか、つかんでいないのですが、マルチ、などという安易な言葉で説明してはいけないのだろうと思うくらいマルチな人です。知り合ったきっかけは、TechCrunch翻訳チーム同僚の滑川海彦さんに旧知だったから。ぼくは存じあげませんでしたが、1970年代に「ロッキングオン」という音楽投稿雑誌を作った人とのことで、熱心な音楽ファンの間ではよく知られていたそうです。一緒に立ち上げた渋谷陽一という人の名前は、ぼくでも知っています。

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忘年会は、単なる飲み会ではなく、いろいろ出し物があります。「AR三兄弟」という不思議なグループのデモのほか、橘川さんが司会のトークショウ的なことが行われて、「ニコニコ生放送」でライブ中継。飛び入り(というか殆ど全員が飛び入りなのですが)でぼくも出演させていただきました。

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食べ物は、いわゆるエスニックというのでしょうか、手作りと思われる各国のちょっと変わった食べ物が並び、飲み物は缶ビールやワイン等、気軽な雰囲気。

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知っている人は殆どいなかったのですが、ぼくの会社勤め時代の後輩Wakuさんが、数年前から橘川さんと親しいということで、当然この場にも来ていて、いろいろ話しました。初対面の人の中に、ぼくの名刺に書いてある「仮説実験授業」を見て「あの板倉さんの」と言ってくださった人がいて感激。あの名刺のそこに反応した人はこれで2人目。約2%くらいの出現率でしょうか。

iPhoneの音楽ソフト「マネトロン」「Pocket Organ」をプロデュースした山崎潤一郎さんの実演もあり、早速その場でApp Storeから購入。山崎さんは『iPhoneアプリで週末起業』という本も書いていて、なかなかの人気だそうです。

一番驚いたのは、前の仕事で大変お世話になったドゥ・ハウスの人がいらしていたこと。聞けば、橘川さんがドゥ・ハウスをよくご存じで、最近でも一緒に仕事をしているというではありませんか。思えば、ぼくがTechCrunchの仕事をしているのもドゥ・ハウスの稲垣さんからの紹介。そのTechCrunchがらみで橘川さんとも知り合ったのだから、ループ完結。いや、完結じゃなくてまだまだ広がりますけど。

というわけで、いろいろな意味で橘川さんの幅の広さを感じた忘年会でありました。

December 20, 2009 at 11:36 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.18

江田島せんべいが気に入っています

大学の非常勤講師控室に昼頃行くと、高い確率でお菓子などのおすそ分けをいただきます。もらう一方で申し訳ない。

先日は、〈ご両親が広島へ行った時のおみやげ〉ということで、この「江田島せんべい」をいただいた。

たいていは、その場で食べてしまうのだが、その時はカバンに入れて帰ったので、後日妻が食べたところ「あまりにおいしくて、仕事の疲れが癒された」と感動。そのことを、くださった先生にお伝えしたところ、お母様にも報告していただき、結局一箱いただいてしまうことになった(勝手に公開してごめんなさい)。

江田島という地名は、何となく聞いたことはあったが、広島県ということすら知らなかった。かつて海群兵学校があり、現在は海上自衛隊第一術科学校などがあるとのこと。このおせんべいも、その学校内のみやげ物店で売っているそうだ。

どういう味かというと、説明できないが、「ポタポタ焼き」的な食感。別にどうということはない、というと悪口になってしまうかもしれないが、「そういう美味しさ」である。

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紙袋に「五省」というのが書いてある。

「五省」
Five reflection

(一) 至誠に悖(もと)るなかりしか
Hast thou not gone against sincerity.

(一) 言行に恥づるなかりしか
Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds.

(一) 気力に缺(か)くるなかりしか
Hast thou not lacked vigor.

(一)努力に憾(うら)みなかりしか
Hast thou not exerted all possible effort.

(一) 不精に亘(わた)るなかりしか
Hast thou not become slothful.

引用元はこちら

かつての兵学校の松下元少将が考案したが、占領したアメリカ海軍がその精神に感銘を受けて、アナポリス海軍兵学校に英訳文を掲示したそうで、上に英文があるのもそのため。
(出典:Wikipedia

「五省」そのものについては私には何も言えないが、アメリカ軍がそれを参考にした、というのが興味深い。

ちなみに、江田島が爆撃を受けなかったのは、あとで進駐軍が使うためだったという話で、実際に戦後は教会として使われていたそうである。

おせんべいの話を書いていたのに、なんだか柄にもなくカタい話になってしまった。私にとっては主役はあくまでも「おせんべい」ですので、五省や海軍についてのツッコミはご勘弁ください。

December 18, 2009 at 08:38 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.16

「疑わしきは罰せず」を誤解

長い間「疑わしきは罰せず」を勘違いしていた。いえ、本質的な意味は(子どもの頃を除き)理解していたのだが、「疑わしき」の対象を間違えていた。

A被告が犯人であるとされ、かなり怪しいが、証拠が足りないので無罪になる、

というケースで、

Aの容疑は濃い、即ちAという人間は疑わしい。しかし「疑わしい」というだけでは罰してはならず、確証がある時のみ罰してよい、という意味だと思っていた。

犯人であるかどうかが「疑わしい」などとは考えてもみなかった。

初めてこの表現を聞いたとき、「疑わしいなら罰すべきじゃないのか」と不思議に思ったのも、まさにその勘違いから。でも、ぼくの解釈でも、いちおう同じ趣旨になるところが気に入ってもいる。

共感してくれる人いるかなぁ。

ちなみに、最近は「疑わしきは被告人の利益に」と言われることが多い気がするので、「罰せず」とは限らず、「罰するけれども被告人に有利な判決(減刑等)」にすることもあるから、かと思っていたのだが、Wikipediaによると、

「疑わしきは罰せず」(うたがわしきはばっせず、ラテン語:in dubio pro reo)は刑事裁判における原則である。ラテン語の直訳から、「疑わしきは被告人の利益に」ともいう。

とのことだから、むしろ原意に近いのかもしれない。

December 16, 2009 at 08:15 AM | | Comments (2) | TrackBack (0)

2009.12.15

新刊紹介『デザイニング・ウェブインターフェース』

デザイニング・ウェブインターフェースリッチなウェブアプリケーションを実現する原則とパターン』  

  [cover photo]  * Bill Scott、Theresa Neil 著、浅野 紀予 監訳、高橋 信夫 訳
    (2009年12月26日 発売予定)
    * 332ページ
    * 定価3,990円
    * ISBN978-4-87311-434-7
    * 原書: Designing Web Interfaces, First Edition


最新の訳書です。監訳の浅野さんが、用語に表現にと、全面的にカバーしてくださったおかげで、すばらしい本になったと思います。もちろん原書がすばらしい。

出版社サイトの解説です。

本書『デザイニング・ウェブインターフェース』はウェブのインタラクションをよりリッチにするためのパターン、ベストプラクティスをまとめた書籍です。ド ラッグアンドドロップ、オーバーレイ、展開/折りたたみ、アニメーション、ライブプレビューなど、75以上の重要なパターンが「直接的なインターフェース を作ろう」から「すばやく反応しよう」まで、6つの原則のもとに整理され、操作の概要、利用すべき状況、そしてアンチパターンまで、丁寧に解説されていま す。すべての解説例が、Yahoo!、Google(Gmail、Google Maps)、Flickrなど実際のサイトを例にしていることも大きな特徴です。エンジニア、デザイナー、マーケティング担当者などウェブに関わるすべて の人が共通の基盤を築くために欠かせない一冊となることでしょう。本文オールカラー。

もくじはこちら

実例が多く、画面イメージもたくさんあるので、とてもわかりやすいと思います。分類は理屈っぽいのですが、間違いなく「実用的」な本です。

December 15, 2009 at 08:34 AM in 書籍・雑誌 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.14

シリア料理を食べた。池袋「パルミラ」

2009年12月13日(日)、初めて「シリア料理」を食べました。
翻訳講座の忘年会で、場所は池袋にある「アラビアレストラン『パルミラ』」。

シリアは、正式な国名を「シリア・アラビア共和国」と言い、〈北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する。首都はダマスカス。〉(出典:Wikipedia)という国です。少し早目に店に着いたので、iPhoneで事前学習していました。

まず、ビールはレバノンのアルマーザ。Img_0250

 

次にサラダ(食べかけです)Img_0251

ナン(すごくおいしい!)と、それにつけて食べるディップが3種ありますが写真撮り忘れ。ナンは何度もおかわりしました。

Img_0252珍らしい「パセリのサラダ」

シシカバブImg_0253

かなり満足して、あとはデザートかな、と思っていたらあっというサプライズ。

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大きなお皿にチキンの丸焼きが4つも。

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お店の人が、ハサミで取り分けてくれます。下にはお米が敷きつめてあって、一緒に食べます。まわりのサニーレタス風も一緒に。

どれもとてもおいしかったのですが、特に最後のチキンは最高でした。ふだん食べないインディカ米がよくあいます。

この講座はやめることになってしまいましたが、会の人たちとは今後もおつきあいさせていただけることになり、とても楽しい忘年会でした。最後にはどこでも吸盤、トンでも吸盤を披露しました。

December 14, 2009 at 08:51 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.13

伊藤アキラさんを祝って集う会

きのう(12月12日)、作詞家の伊藤アキラさんの、活動50周年のお祝いの会に行ってきました。

伊藤さんといえば、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」、子どもにお馴じみな歌では「はたらくくるま」や「南の島のハメハメハ大王」など数多くのヒット曲がありますが、「CMソング」の作詞ではさらに多くの作品を残しています。「この~木なんの木」でおなじみ「日立の樹」や「安さ爆発カメラのさくらや」等々、数え切れません。最近発売された『伊藤アキラCMソング傑作選』はファン必聴。

業界関係ではなく、20年くらい前のパソコン通信時代の仲間たちが10数人集まった小じんまりとした「オフ会」。

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記念に仮説社の「クリスマスセット」をプレゼント。

伊藤さんは、早くからネットに参加して、いろいろと面白いお話をしてくれたほかに「著作権」についても非常に詳しく勉強されていたようで、ずいぶん教えてもらいました。

特に印象に残っているのが、「引用」について。新聞などで「無断引用」という表現が使われることがあるけれども、引用とは本来「無断」でするもの。ただし、引用元を明示するとか、引用対象が「主」ではなく「従」であるべきなどの条件を守らなくてはいけないというお話。今でも「無断引用」のいうことばを見ると、伊藤さんを思い出します。

来年古稀を迎えるそうですが、まだまだ現役続行とのこと。

伊藤さんのおかげで、懐しい仲間たちが会うことができて嬉しかったです。

December 13, 2009 at 11:52 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.11

そうだったのか、ユーミン

荒井由実の30年くらい前の『14番目の月』というアルバム。ぼくが一番良く聞いたLP。

その中に「避暑地の出来事」という曲の中に、長年意味のよくわからない部分があった。

がんばりの氷が
かすかな音立てて
溶けるグラスの中
淡い夕映え

と聞こえていた。

「頑張ってなかなか溶けない氷」を「がんばりの氷」と呼ぶ地域があるのかな、と。
しかし、自信がなくて「がんばり残り」かとも思った。

さっき久し振りに聞いたのを機会に、検索してみた。

「がんばりの氷」
「がんばりのこおり」
「がんばり残り」

ユーミンのユの字も出てこない。

やむなく「避暑地の出来事 荒井由実」で引く。

歌詞をざっと見渡してもそれらしいところがない。おかしい。
しかし、よくよく見てみると、

CAMPARIの氷が

そ、そうだったのか!

P.S.
別のところで、 ある方からこんなコメントをいただきました。

ユーミンは「水からの伝言」とかも好きだから、「がんばれ」って言葉をかけた氷のことなんですよ。

December 11, 2009 at 08:22 AM | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.10

パスポート番号を探して

妻からメールが来て「私のパスポート番号教えて」と言う。

家族の新旧入り乱れたパスポート群の中から、最新と思われる赤くてICチップ入りのやつを取り出して、写真を見ると息子のだった。なかなか見つからな いので、全部出してゆっくり見ていくと、見つかった。あれ、息子のはどこいったんだ、と思って探したがない。どうやら、さっきは妻の写真を息子だと思った らしい。

番号だけでいいのだろうが、念のために写メールしようかと思ったが、それで受信に時間がかかっても申し訳ないのでやめる。間違えないようにと2度入力して確認。聞かれてないけど有効期限も。送信ボタンを押すと同時に、さっきの妻からの文面を見ると。

「私の携帯番号教えて」

だった。

どうして「携帯」が「パスポート」に見えたのだろう。
最近子どもたちが次々とパスポート申請とかしていて、娘から頼まれたことがあるからかなぁ。

いや、それ以前に、「今メールしている携帯の番号を聞く」人はあまりいない。

夫婦そろって恥をさらしているような。

December 10, 2009 at 06:49 PM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

やっぱり今年も「赤鼻トナカイ・ルドルフ」

クリスマスが近づいたので、再度(何度目だ)クリスマスソングの話。もちろん「赤鼻のトナカイ」。別に新しい話はないのですが、少しでも多くの人たちに、8頭のトナカイたちの名前を知ってもらいたいので、2004年の記事を少しだけ直して再掲。

トナカイの名前

日本語では「赤鼻のトナカイ」という題名で、歌詞にもトナカイの名前はでてこないので、「え、トナカイに名前がついてるの?」という人も多いのだが、原題は、"Rudolph the Red nosed Reindeer"
なので、あちらの人にとっては「赤鼻トナカイの名前がルドルフ」であることは自明。 それに加えて、出だしの部分のセリフ?には、以下のように8頭のトナカイの名前が出てくる。

You know Dasher and Dancer and Prancer and Vixen,
Comet and Cupid and Donner and Blitzen
But, do you recall,
The most famous reindeer of all?

(最後から2番目の Donner が「実はDonderだ」説もある)

以下、原作と日本語版を比べてみる。

作曲・作詞:Johnny Marks
日本語詞:新田宣夫 

真っ赤なお鼻のトナカイさんは
いつもみんなの笑いもの

Rudolph, the red-nosed reindeer
Had a very shiny nose.
And if you ever saw it
You would even say it glows.

All of the other reindeer
Used to laugh and call him names
They never let poor Rudolph
Join in any reindeer games.

第2段落(日本語版ではこの後)で、ルドルフは「笑い者」になるだけではなくて「仲間外れ」にされていたのです。

でもその年のクリスマスの日
サンタのおじさんは言いました
「暗い夜道は、ピカピカの
 お前の鼻が役に立つのさ」

Then one foggy Christmas eve
Santa came to say,
"Rudolph with your nose so bright,
Won't you guide my sleigh tonight?

(「その年」っていつだろ?)
原文では 「役に立つ」とは言ってないけど、「案内してくれ」と頼むのは役に立つからだろう。

Then how the reindeer loved him
As they shouted out with glee,
"Rudolph, the red-nosed reindeer,
You'll go down in history!

いつも泣いてたトナカイさんは
こよいこそはと喜びました

ルドルフが「いつも泣いてた」という話は聞いてないし、喜んだのはどちらかというと「他のトナカイたち」なんだけど、ルドルフがサンタに認められたとなるとすぐに態度を変えて「歴史に残る」とまで言ってしまったトナカイたちのことを
言うには日本語は冗長すぎたんでしょうか。

では最後に、
私家版「歌える?『対訳:赤鼻トナカイ・ルドルフ』」をどうぞ。

December 10, 2009 at 09:39 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.09

iPhoneがおかしくなって直った件

長々とパソコン騒動を書いた直後に申し訳ないのですが、昨晩はiPhoneでトラブル。

夕方から突然「数文字入力するとアプリが落ちる」現象が、頻発というより必ず起きるようになる。リセットしてもだめだったので、面倒だったけど「復元」することにした。PCでいえばクリーンインストールのようなものだけど、フルバックアップがあるので安心。

復元後、まさかの「同じ現象」。

「ひょっとしてハード?」ということから、息子の提案により彼のiPhoneとSIM交換して試すことにした。そして生まれ変わった息子の(画面にひびの入った)iPhoneで入力してみると・・・まさかのこれも同じ結果。

そうこうするうちに、英文なら大丈夫ということから「もしや」と思い、「変換辞書の学習結果」をリセットしたところ、どうも解決したらしい。

復元、同期をさせたまま寝て、今朝起きたら無事完了。改めて辞書をリセットして元気になりました。

冷静に考えれば、このあたりを疑うべきだったのだけどね。

記念に息子の「白いiPhone」と、「SIMケースの蓋」を交換しました。

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December 9, 2009 at 11:00 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

いい爪切りの効用

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やたらに高い爪切りを買った。
にテレビで「匠が作った」という話で紹介されていた「SUWADA」製。

前々から欲しかったのだけど、数百円のもので用が足りるといえば足りるだけに、少々勇気がいった。しかし、ヴァイオリンを弾くのために、かなり爪の伸びに気を遣うようになったので、思い切って買った。

結論から言うと、大正解!

よく切れる爪切りは、「切った爪が飛ばない」ということはかなり前から知っていて、それが最大の購入動機だったのだが、もう一つ気付いたこと。「切断面がなめらか」

つまり、ヤスリをかける必要がない。これは新しい感覚。気持ちがいいので、切った後は指で爪の先をなぞってしまう。

難点は、そうそうは使えないこと。
切りたくても、そんなには伸びてくれないから。

それでも、ふつうの爪切りと比べると、かなり細く?切れるので、2日目くらいに切ることもある。

切れなくなったら有料で研いでくれるそうだ。断面がなめらかでなくなった時が潮時か。

高いけど、おすすめ。★★★

December 9, 2009 at 08:21 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.07

ハードディスク交換記

12月2日(水)、前々から調子の悪かったハードディスクを交換することにした。夜7時すぎにヨドバシカメラでディスクを購入。夕食後に作業開始。この時点で「半徹夜」は覚悟の上。

1.バックアップ
まずは現行HDのバックアップ。USB外付けHDがついているので、そちらにフルバックアップ。単にコピーしてもよかったのだが、バックアップソフト(Acronis Home)を見ると、前日にフルバックアップが取ってあったので、「インクリメンタル(差分)バックアップ」でさったと済ます・・・つもりだったのに、なぜか1時間半以上かかった。待っている間はやることもないので、これを機会に部屋の片付け。

2.ディスク装着
Dell Dimensions 5150Cというコンパクトデスクトップ。タテ置きにして横のフタを開けただけで交換。無精したので少々やりにくいが、息子が手伝ってくれたのでトラブルもなく、ネジ1本外すことなく完了。

3.インストール開始
いきなりCD-ROMを読まない。実はこのCDドライブは2年くらい前から調子が悪くて、Dellのサポートに交換要求までしたのだが、「CDからブートできれば正常です」と言われて、やってみたらブートできたので引き下がったという経緯がある。今回はまさにその「ブート」でダンマリ。蒼くなったが、コネクターなど押し込んだりしたら再開。すぐにハードディスクのパーテションとフォーマット。

4.ああフォーマット
フォーマットに、「クイック」と「通常」とがあって、「クイック」がデフォルトになっていたが、何となく「クイック」でない方を選んだところ、進行状況表示が遅々として進まない。1%と出るまでにもしばらくかかる。6%を過ぎたあたりで時間を測る。といっても「6%が7%に変わる瞬間」を見つけてストップウォッチを押し、「7%が8%に変わる瞬間」まで見続けていないといけない。結局これが約1分47秒。107秒ということは100倍すると1万秒。1時間は3600秒だから・・・3時間。ううう。また部屋の片付けが進む。この時点で12時近かったから、そのあとのインストールを考えると完徹モード。途中で何か聞かれることはないから、3時間寝ていてもいいのだけど、どうもそんな気になれず。しかし、45%くらいまで見届けた1:15すぎに目覚しをかけて仮眠。3:07 94%から95%へ。 フォーマット終了後「ディスクの検査」が始まり、「容量によっては時間がかかることがあります」と言われ、ゾッとしたがすぐに終る。

5.インストール
3時間以上休んだ後で、CDドライブが黙ったらどうしようかと心配したがそれも無事に進んでインストール続行。54%あたりでCDランプが消えたのでビビったがキャッシュされていただけらしい。

6.Windowsスタート、しかしLANがない
あっさりと40分ほどでインストール終了。さあこれからWindows Udateが嵐のようにやってくるはず・・・と思ったが来ない。ブラウザーを立ちあげても「ページが見つかりません」となって、要するにLANが認識されていないことがわかる。別にカードを差しているわけでもなくメインボード上のLANポートである。ネットワークのところには「1394」というのは表示されている。初めはこれをLANと勘違いしたが、MacでいうFirewireのこと。BIOSセットアップやらいろいろ調べるがLANポートは正常に動いていることになっている。ドライバーを読ませるようなことをしてみるがダメ。再インストールしたからといって、突然LANが壊れるというのもヘンすぎる。

気を取り直して古いHDに戻して立ち上げてみると、(死ぬほどブートが遅かったが)ちゃんとLANが使えている。これはハードの問題ではない。(別のパソコンから)ネットを調べると、Dellの情報はあれこれあって、一見近そうな情報もあったので試してみたがどれもダメ。3回目のインストールを始めた直後、「ドライバー」と書いたCD-ROMの存在を思い出した。そうだ、Windowsをインストールした後に、そいつを使うのに違いない。だったら再インストールなんかしなくてもよいのだが、今始まったばかりなのでまた40分待つ。

7.ドライバーCD
パソコンを買った時にはインストール済みなので、このCDを使うのは初めて。LANのドライバーがあった。面倒なので書かなかったけど、ワイド画面のモニターの表示もおかしかったけど、そのドライバーもあった。他にもいくつか追加ドライバーがあったので、次々と入れていくと、何故か突然マウスがフリーズ。キーボードも効かない。電源ボタンを押すと、正しくリスタートされるが、立ち上がっても戻らない。BIOSセットアップではキーボードが使えるのに。どうやらUSB回りがおかしくなったらしい。何かしようにもキーボードもマウスも使えないから、手の出しようがない。かくして、(たぶん)4回目のWindows Setup。

8.ふう
この時点で朝の7時はすぎていただろうか。「まっさら」のパソコンは信じられないくらい速い。Firefoxから何から何まで再インストール。昔入れたソフトのCDが見つからなかったり、オンラインで買ったソフトのインストーラーファイルが見つからなかったり、いろいろあるけど、まずは順調。非常に快調です。(日に日に重くなっては行くけど)。Windowsのアプリはインストールし直さないといけない、と思っていたけど、思いの他多くのアプリが前のHDのインストール済みフォルダーをコピーするだけで動いたのが意外。

クリーンインストールがいやで、パソコン買おうかと思っていたけどこれでしばらくは使い続けるぞ。


December 7, 2009 at 08:46 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.04

「東京いのちのポータル」(通称:いのポタ)

「東京いのちのポータルサイト」(通称:いのポタ)という団体(NPO法人)があります。
迫り来る大地震に備えての活動の情報発信や集約を行う中心地になろう、という人たちの集まりで、特に「耐震」を重視しているのが特徴です。詳しくは、こちらをご覧ください。

先日、この「いのポタ」が共催する「日本耐震グランプリ」というイベントを見てきたのに続き、おととい(12/1火)には、理事会に出席させていただきました。

きっかけは、いのポタ理事長の瀧澤一郎さんが大学の後輩であったこと。彼は「繊維染色業という絶滅種的業態を葛飾区でやっております。」という東京和晒株式会社のCEO。ほかのメンバーには、〈まちの音楽家〉(でもある)木谷正道さん、早稲田商店会相談役で前衆議院議員の安井潤一郎さん、板橋区総務部契約管財課長の鍵屋 一さん、はじめいろいろな分野の人たちがいらっしゃいました。

なごやかな会議でしたが、要点をが手短かに議論されていて、初参加のぼくにとっても気分良くいられました。(これまでに出たことのある会議がだらだらしすぎだったのか)

その後の食事会は、新宿5丁目の焼きとり屋さん。いつものように吸盤グッズを披露させていただきました。教育に関心のある人が多くて話がはずみました。もちろんお酒も。初対面なのに、みなさんが非常に親しく接してくれたのがとても嬉しかったです。

不思議なことに、人の顔と名前を一致させるのが超苦手なぼくが、全員を覚えているのです。瀧澤さん、木谷さん、斎藤さん、安井さん、鍵屋さん、岡野谷さん、小田さん、長船さん、小野さん(順不同)、ほらね、とここに書いても証拠にならないけど。

木谷さんの活動報告の冊子を見ていたら、大竹英雄、小川誠子といった囲碁棋士の名前があるので、オヤと思ったら、なんとあの木谷實さんのご子息。子どもの頃は「無理やりやらされて」碁が好きになれなかったそうですが、今では大好きで普及活動も手がけておられます。ぼくは前々から興味がありながら覚えられなかったので、この機会に是非囲碁を始めたいと思っています。

December 4, 2009 at 08:50 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (3) | TrackBack (0)

2009.12.02

新宿サザンテラスのイルミネーション

新宿5丁目あたりで楽しく飲んだ後、帰り道にサザンテラスを通ったら、青一色のイルミネーション。10年くらい続いていた以前のオブジェをやめたようで新鮮。

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酔っていたとはいえ、こんなにブレていたとは。

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なかなか美しい。

また見に行こう。

December 2, 2009 at 08:37 AM | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.12.01

長居をすすめられる

友人と食事をしようと、かつての勤めていた頃よく行った店に、久しぶりに行こうということになった。ところが店の名前を思い出せない。用賀駅の近くで、本店が馬車道にあるというキーワードで検索したところ、確かにそれと思われる店が見つかる。ぼくがクーポンを持っていくことになっていたのだが、調べるだけ調べて印刷するのを忘れてしまった。場所は駅のすぐ近くだし、何度も行ったところだからすぐわかる。はずだった。

4年ぶりくらいに行った駅前は、大して変わっていなかったけれど、あるはずの場所に店がない。しばらくうろうろした結果、明らかに見覚えのある位置に、違う店があった。予定とは違うが、せっかくなのでその新しい店に入る。

店員に尋ねたところ、3月に入れ替ったそうで、経営も店も以前とは全く別とのこと。でも、メニューや店の造りはどことなく似ている。それにしても、前の店、ウェブのあちこちにクーポンあったのになぁ。予約の電話すればわかったのだろうけど。

さて、本題はここから。でも簡単な話。

3時間近く、大して注文もせず話し込んでいると、水のおかわりを注ぎにきてくれた店員が、こう言うのです。

「お客さん少ないので、ゆっくりしていってくださいね。人が少ないとカッコ悪いので。本当にご遠慮なく」

こんな経験は初めて。決して嫌味ではなく。はじめは、時間制限があるけど空いているからいいですよ、という意味かと思ったのだけど、そうでもないようだ。

素直に受け取って、気分よくそのまま何も注文せずにしばらくいてから店を出た。

どの客にも言っているのか、われわれが「注文しなきゃいけないか」と思っているように見えたのか、実は婉曲に追い出していたのか、とか勘繰りだすとキリがないけど、そういうことは考えない。

予定外に入った店だけど、もう一度来てもいいなと思った。ただし空いている時に限る、だろうか。

December 1, 2009 at 08:37 AM in 日記・コラム・つぶやき | | Comments (0) | TrackBack (0)