白の証明
小沢さんが不起訴だったとしても「身の潔白を証明すべきである」という声がある。まあ当然ではあるのだけど、本来は「白」を証明する必要はなくて、「黒と証明されなければ白」というのが法の論理なのでしょう。
それは裁判の話であって、日常的、道義的には「黒でなければいいというものではない」のが普通。「疑惑」だけでも十分「悪者」になる。
ところが、なまじ検察が動いてしまった結果「黒ではない」ということになると、「グレイ」だったものまで「白っぽく」感じてしまう気がする。
「秘書が逮捕&起訴された」方が、「秘書が逮捕&起訴 but 本人不起訴」よりも悪インパクトが強かっただろうに。
「アヤシイ」と思われつつ、逮補も取調べもされない状態だと、「きっと悪いことをした(有罪)に違いない」とみんなは思っているのだけど、「不起訴」という一種の「おスミ付き」をもらったという感じですね。
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