小田嶋隆が面白すぎる
小田嶋隆といえば『我が心はICにあらず』『路傍のIC』などなど楽しいエッセイを書く人で、パソコン系の人(誰だ?)の間ではよく知られていると思う。
今でもブログやウェブで活躍中だが、(ほぼ)毎週月曜日に発行される
が面白い。
(日経BPオンラインの中にあるので、「2ページ目以降」を読むためには会員登録[無料だけどちょっと面倒]が必要)
例えば・・・と書きたいところなのだけど、ぼくがヘタな説明をすると失敗しそうなので興味のある人はリンク先を見てください。
とはいえ、心に残ったところをいくつか。
そう。マネジメントだ。とか
別の言葉で言えば心遣い。
あるいはホスピタリティ。
「管理」ではない。それは冷凍食品を扱う時に使う言葉だ。
というよりも、品格は、本来、語るものではない。
評価するものでもない。
ただそれは人が去った後に香気のように漂うものだ。
いずれにせよ、品格について語る者は品格を失う。いま語っている私も含めて。
(『とある「外国人労働者」の悲劇』より)
インターネットやツイッターに関する秀逸な解説もあって、何とか紹介したいと思うのだけど、やっぱり中途半端になるので、本文を読んでください。
『伝書鳩がつぶやくのは、誰のメッセージなのだろう』
小田嶋さんは絵もうまくて、毎回トップに載っている似顔絵がなかなかのものです。
あと、サッカーの浦和レッズと小野伸二の熱烈なファンであることを知らないと、読んでいて意味がわからないことがあります。
単行本では『人はなぜ学暦にこだわるのか』というのも面白かった(10年くらい前の本です)。
あ、もう一つ思い出した。どの記事だったか忘れたけど、「公共の場で校歌を歌うのは、早稲田と慶応だけ」という話。早慶一度ずつ、これを目撃したことがある。
一つは結婚式で、「ワセダっワセダっ」。新郎と仲人と主賓が早稲田出身だったと思う。もう一つは、ちょっと悲しいけど、小学校の同級生で中学から慶応にいった友人が大学在学中に亡くなった時の葬式(もちろん学校葬などではない)で「陸の王者~」が歌われた。故人の意志だったのかもしれない。一般人が歌を知っている、という特権でしょう。ちなみに小田嶋さんは早稲田大学出身。
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