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2010.05.19

新刊『Mad Science』

訳書が出来ました。5月22日発売予定。

Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54

Mad_cover_2

    * Theodore Gray 著、高橋 信夫 訳
    * 2010年05月22日 発売予定
    * 240ページ
    * 定価2,940円
    * ISBN978-4-87311-454-5
    * 原書: Mad Science

科学の歴史では、数多くのアマチュアサイエンティストが自宅の地下室や作業場で実験を行い、驚くべき成果をあげてきました。本書『Mad Science』はその伝統を継ぎ、エクストリーム(過激)な実験を通して、科学の原理と楽しさを伝える書籍です。
すべての実験はプロの写真家によって撮影され、読者は「オレオクッキーを燃料にしたロケット」「コップ一杯の水と電池で水素を作る方法」「シャボン玉爆弾」「雪の結晶を永久保存する方法」など、54本の実験の決定的な瞬間を安全に楽しむことができます。十分な経験を持つ読者なら、実験を実際に行うことも可能です。
出版社ウェブより】

「世界一美しい周期表」を作ったTheodore Grayさんが、Popular Science誌に連載しているコラムから選んて加筆した「過激な実験」の写真と物語。

周期表で知りあったGrayさんの著書をこうして訳すことができて感概無量です。日本での出版社が決まっていなかったので、私がオライリーさんに持ち込んで出版が実現した、というのも嬉しいところ。

全ページカラーで、写真がどれもきれいです。
解説も楽しくて読み物としても優れています。

是非、ご一見ご一読を。


Popcorn

〈危険すぎる製塩法〉より。金属ナトリウムに塩素ガスを吹きかけて食塩を作り、網の中のポップコーンに塩味をつけているところ。このあと何が起きたかは、下の動画をご覧あれ。

以下、目次です。

目 次

はじめに
CHAPTER 1 実験料理
    危険すぎる製塩法
    マイナス196℃のクッキング
    いたずらスプーン
    アイス・マジック
    クッキー・ロケット
    ドライアイスクリーム
CHAPTER 2 地球最後のDIY
    ヴァン・ヘルシングの銀の弾丸
    電球を自作する
    ガラス・バーベキュー
    引き上げナイロン
    弾丸タワーを再現する
    空き缶で作る超高輝度サーチライト
    ベストマッチ
    自家製鉛筆
CHAPTER 3 原始力
    スパークの破壊力
    DIY水素
    水銀モーター
    コップ一杯の電気
    家内制酒工業
CHAPTER 4 火遊び
    酸素の滴を燃やす
    鋼鉄を燃やす
    溶けないものを溶かすアーク炉
    炎のない火
    シャボン玉爆弾
    恐怖の太陽を作る
CHAPTER 5 ヘビーメタル
    火花の真相
    金属は燃えるがままにせよ
    頑丈なビットを作る
    チタンを彩る
    テルミット反応で鉄を作る
    高電圧でコインを半分の大きさにする
    薄皮銅貨
    何でも溶かして鋳物を作る
    アルミはこんなに錆びるもの
    誰でも使えるプラズマアーク
    自家製チタン
CHAPTER 6 自然の驚異
    凍りついた稲妻
    肉眼で素粒子を見る
    無知の勝利―磁気浮遊
    金属の結晶を暴く
    雪の結晶を永久保存する
    砂からケイ素を取り出す
    グラスのなかの量子力学
    自然に引きあう(磁)力を暴く
    アトムとイブ
CHAPTER 7 おかしな工作教室
    ライムライトを浴びるライムライト
    iPodをメッキする
    凍てつく熱さ
    ルパート王子の涙
    ニッケルの木
    19世紀のフラッシュ写真
    最悪の象嵌細工
    あらゆるものを金色にする
    石灰温泉
訳者あとがき
索 引

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Comments

翻訳おつかれさまでした!
目次を見ているだけでもワクワクしますねー。

Posted by: noriyo | 2010.05.19 04:00 PM

noriyoさん、

ありがとうございました。
原書は表紙からして「Mad」なイメージでしたが、オライリーさんの手にかかると、こんなスマートな表紙になりました。

週末のMake:Tokyo Meetingで実験を2~3披露できればいいのですが、まだ準備が・・・。

Posted by: のぶ | 2010.05.20 04:25 PM

 アマゾンで注文していたのですが,昨日届きました。写真がすばらしい。もちろん翻訳も。
 自分では作れないにも関わらず作れそうに思えるのはふしぎです。
 青森の萠出さんならつくっちゃうのかも。

 たのしい本をありがとうございました。

Posted by: kawa | 2010.05.26 09:12 PM

kawaさん

お買い上げならびにコメントありがとうございました。
たしかにこれはすばらしい本だと思います。こうして本になってみて、またそう思いました。

萠出さんにはお送りしているので、是非いくつか、いや全部、再現していただきたいものです。

Posted by: のぶ | 2010.05.26 10:41 PM

のぶさん、訳書出版おめでとうございます!翻訳お疲れ様でした。なんかすごいこと色々できるのですね。。。

Posted by: yasu | 2010.06.24 08:16 AM

yasuさん、コメントありがとうございました。
この本の翻訳は本当に楽しい仕事でした。しかも、みなさんにご好評いただいて嬉しい限りです。
どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: のぶ | 2010.06.24 07:06 PM

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