iPhone, Android,ケータイ
iPhoneとAndroidの関係は、MacとWindowsの関係に似ていると言われます。
もっとも、Windowsはアコギなほど金を取るのに対してAndroid OS自体は無料(だよね?)と、大きく違うけど、言いたいことはわかると思います。
「いずれはAndroidが勝つ」という意見が多いのも、Windowsの例と似ています。
それはともかく、ぼくは今の日本の携帯が、日本語ワープロに酷似していると思います。
・日本人の文化に合っている
・余計なことはできない(汎用性がない)
・だけど、いろいろ機能は増えてくる
・メーカー間の互換性が低い
・海外進出はハナから考えていない
・でも、[主たる機能は]サクサク動いて気持ちよい
などなど。もちろん、
・やがて消えていくだろう
という意味でも。
でも、ワープロが消えたからといって、あれを「失敗」と呼ぶ人は少ないでしょう。日本のパソコンがIBM互換(とすら言わなくなったか)でOSはMicrosoftで、という「非国産」になったのは、「ワープロに力を入れすぎた」からなのか。たぶん違うでしょうね。どうせわからないけど。
同じように、今の携帯をバカにするもんじゃないと思います。もちろん「これで世界を制覇するぞ」とか本気で言われたら、ちょっと困ってしまいますが、「いずれAndroidに乗って・・・」くらいでよろしいかと。
ガラパゴス島の動物は、非常にユニークだけど「劣っている」わけでも「遅れている」わけでもないでしょ。世界に広まれないだけで。
うまく着地できませんが、ワープロ大好きだったので、こんなことを思うのかもしれません。(iPhoneにする前は、モッサリしたNokiaのスマートフォンより日本の携帯の方が好きでした)。
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