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2010.10.26

ふつうの日記

娘と孫が来て以来、家の中は大きく変わったのだけど、生活全体としては特に変わったこともなく、相変わらず(広い意味の)締切に追われてドタバタしてます。

ヴァイオリン
 何となく最近調子がいい、と思う。「だいぶ音程がしっかりしてきましたね」というのは、何年も前から言われるんだけど、今度は少しだけ本当のような気がします。「来年くらいからヴィブラートをやりましょう」と言われる。あれができると、かなりヴァイオリンらしくなる、と思う。

大学
 水曜、3,4,5限、木曜、1限、金曜、3,4限。2年目なので、だいたいの内容は2度目のはずなのだけど、まだまだアップアップ。水曜5限だけは大学院生相手の授業なのだけど、留学生もいるのでなんと英語でやるのだ。外国人2人のうちひとりは「Excelはよく知っている」もう一人は「初心者」というので、あれこれ悩んだけど、やってみたら大した差がなかった。3コマ目が英語ってのはひどく疲れる。あ、明日だ。

連載
 月に1度のSoftware Design誌の記事。毎回締切日の連絡がコワイ。でも、次月と次々月の締切日をもう聞いてしまったのだな。栄光ある雑誌に書かせていただいている幸運を生かさねば。

本の翻訳
 11月末までに上げなくてはいけないのだが、、、。滑川さんと共訳なので、互いに相手を意識して早くすればいいのだが、逆に「遅いのを見て安心」というよくないパターン。もう、そんなこと言ってられないけど。

本の企画
 これは楽しくなりそうな内容。でもスケジュールは地獄かも。

日々のTechCrunch
 本家の記事が増えすぎて、訳す記事を選ぶのに一苦労。面白そうだと思えば長すぎたり。この頃はコメント欄がにぎわってきたのが楽しみ。

教材開発
 もう長いこと新製品がない。しかし、考えてできるものではない。トンでも吸盤の注文が来るたびに、大急ぎで作っている状態。

孫と娘
 今日で2週間になる。いなくなったら寂しいだろうな。しっかり者の娘がいてくれるのが有難い。

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2010.10.17

Facetime in Action

土曜、日曜と娘夫婦がFacetimeを使いまくっています。
生まれて一週間の娘と離れている新パパにとっては、リアルタイムで娘の姿を見られるのがすごく喜しいようです。

通話中、私のiPhoneが占領されますが、まあ仕方がない。平日はぼくも外出しますが、新パパもお勤めなので大丈夫でしょう。いずれ飽きるだろうし:-)

「テレビ電話」は、ぼくが子どもの頃から「未来」を表わすものの一つだったけど、案外早く実現されて、でも使われない、という印象でした。あの頃のテレビ電話と大きく違うのは「カメラを自由に持ち運べる」ところでしょうね。受話機の前でしか写せないと、赤ちゃんが寝ているところなど送れませんから。
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2010.10.16

これぞテレビ電話 iPod TouchとiPhoneでFacetime

少し前にiPhoneのテレビ電話がいい、という話を(mixiに)書きましたが、全然実用にはなっていませんでした。

しかし、今日は違います。

iPhoneで先日生まれた孫の写真やビデオを撮りまくっていますが、iPhoneと赤ん坊といえば、テレビCMのようにテレビ電話(facetime)でおじいちゃんおばあちゃんに孫を見せること。

しかし、娘夫婦はiPhoneを使っていない(ソフトバンクのfamilyではありますが)。そのためにiPhoneの買ってやる、というのもやりすぎ感あり。

が、名案があったのです。最新のiPod Touchにはカメラもマイクも付いていてfacetimeが出来るのです。もちろん電話はできないけど、facetimeはどうせwifi環境でしか使えません。調べてみると、一番安い8GBモデルは2万900円。iPhoneと違って月々の料金はかからない。娘の家にはwifiもないのだけど、実はiPhoneやiPadを買うたびにもらって余っているFONの無線ルーターが3つもあるのだ。

善は急げ。娘夫婦とあちらの両親が孫を連れてうちに来て、くつろいでいる間に、「ちょっと出かけてきます」と言って、ヨドバシに走り(ウソ)iPod Touch 8GBを買ってきて、FONルーターと一緒に渡しました。

娘の夫はその日に家に帰ってしまい、娘と孫はしばらくわが家にいるので、当面は「新パパにベイビーを見せる」ために使うのです。

iPodもiTunesもwifiも使ったことがなかったそうですが、機械には強いので少し手間取ったものの、きのう見事に通じました。

ぼくが3階で寝ていたらiPhoneが鳴ったのだけど寝ぼけて取れず。着信履歴を見ると娘夫から。しかもそこには「facetime」の文字が。こちらからかけると、顔が写って大成功。ところが、こちらは真っ暗の部屋だったので向こうからは真っ黒の画面で申し訳ない。「まずは開通したので、また明日」と言って切りましたが、思えば「赤ちゃんを見られる」と思ってかけただろうに気の毒なことをしました。

が、今朝娘から聞いたところによると、あの後、娘と赤ちゃんと一緒に1階にいた末娘が自分のiPhoneを使って、今度こそ赤ん坊を見せられたそうです。

ところで、iPhoneでFacetimeを使う時は、wifi必須ではあるけど当然「電話番号」にかけます。ところが、iPod Touchには電話番号がありません。どうやってかけるかというと、「Apple IDに登録したメールアドレス」を使います。iTunesを通じてデバイスとApple IDは繋がっている・・・といっても、何だかいろいろ難しそうだけどとにかく繋がります。だったら、iPhoneもアドレス経由で繋かるのかと思ったらそうではないようです。iPod TouchからiPhoneにかける時も電話番号を使います。

実はiPhone同志でfacetimeを使う時、電話番号を使ってはいるものの「3G電話回線」は使っていないのですね。試しに「機内モード(通信機能を無効にする)」にした上で、wifiだけ有効にした状態でも、テレビ電話できました。

メールアドレスでテレビ電話、というと何だかSkypeに近い感じです。しかし、ということは海外ともやりとりできるのかな? だったらiPhoneでもできていいはずだけど、電話番号ではうまくいきそうにない。たぶんもう試した人がいるんだろうな。今度調べてみよう。

ところでiPod Touchは8GBモデルの他は、32GBと64GBです。16GBがないのです。そもそも、今どきこのクラスで8GBというのは「iPod」としてはちょっと少ない。画像やビデオを入れるにも寂しい。でも、今回の使い方では8GBで十分。ぜいたくではあるけれども、「じじバカ」用途には最適でした。

マニアックな話をすると、ポケットモバイルとiPod Touchがあれば、「どこでもテレビ電話」ができますね。

里帰りが終った後は、方向を逆転させて本来の「孫をじじばばに見せる」使い方になります。

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2010.10.11

「元素の歌」ついにYouTubeでも公開!

お待たせしました。ついに「元素の歌」がYouTubeでも公開されました。配布自由とのことです。

この歌の編曲者で、歌っている2人の父でもある、トーマス・ハワード・リクテンスタインさんは、日本在住のミュージシャンで、演奏活動に加えて、ゲーム音楽も手がけており「ギターフリークス」「ドラムマニア」内蔵曲の作曲、歌唱を担当しています。そして『元素図鑑』作者、『Mad Science』著者のテオ・グレイさんとは「いとこ同士」でもあります。このすばらしい、コンピネーションの拍手を。

以下YouTubeの解説より。

トム・レーラーの古典であるThe Elementsの歌の日本語訳がiPad appの元素図鑑の新バージョンに収録されることになりました.この歌と元素の画像が気に入ったら,ベストセラーのiPad用のebook/appに載っている元素にまつわる話や回転できるオブジェクトはもっと気に入るでしょう.iPadやiPhone4をお持ちでない方も,大判で美しく面白い印刷版がご覧になりたいのではないでしょうか.たとえ中の画像は動かないとしても.

ebook/appの購入:
http://itunes.apple.com/jp/...

歌の購入:
http://itunes.apple.com/us/...
http://www.amazon.com/dp/B0...
http://www.cdbaby.com/cd/th...

書籍の購入:
http://www.amazon.co.jp/dp/...

この書籍は10月23日より全国の書店でもお求めいただけます.

この歌の編曲はトーマス・ハワード・リクテンスタインが行い,実際の歌は彼の娘たちであるアンジェリーナとジェニファーが歌いました.原曲はギルバート・アンド・サリヴァンのMajor General's Songで,1959年にトム・レーラーによって英語で録音された有名な歌の旋律でもあります.

Copyright (c) 2010 Theodore W. Gray (but free to distribute for non-commercial use)
http://periodictable.com

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じじバカ

きのう、娘の娘が生まれました。すなわち孫娘。

遠慮なく、じじバカさせていただきます。
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生後30分くらいかな。

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足を確認したのは、しばらくたってから。


調子に乗って、動画も。

泣いているところも。

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2010.10.09

萌える『元素の歌』、いよいよ登場

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日本語版「元素の歌」が、ついにiPad/iPhoneの『元素図鑑』アプリで公開されました。

原曲は1959年にハーバード大学の数学者Tom Lehrerが歌ったThe Elements Song。50年の時を越え、元素図鑑の作者テオ・グレイさんの従兄弟、トム・リクテンスタイン氏が現代アニメ風に編曲したものを、その双子のお嬢さんアンジェリーナとジェニファーが歌います。アンジェリーナが全体を、一部のコーラスをジェニファーが担当しています。

上の写真はアプリのスナップショットですが、こうして2人で歌っている時は2人の写真が、1人の時はアンジェリーナだけが表示されています。

待望のYouTube版は、大阪での撮影を終えたアシスタントがきのう戻ったばかりで、現在鋭意編集中とのこと。たぶん、アブリ版はデータを送ってもらって先行してグレイさんが作業したものと思われます。


そういえば、グレイさん出演の『世界で一番受けたい授業』の放映は今日(2010年10月9日)の18:30からです。

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2010.10.08

さすがはノーベル賞

正直なところ、お二人の受賞のニュースを聞いた直後は、あまり何も感じませんでした。それだけ「珍しくなくなった」という意味で。

でも、その後いろいろ見聞きしていると、やっぱりスゴイと思わざるを得ません。

このタイミングで言うのもナンですが、ぼくは「誰かが選ぶ賞」にはあまり関心がありません。走ったり蹴ったりして勝負が決まるものと比べてね。だって、すでに結果も成果もでているわけでしょ。

フィギュアスケートの採点は、点がつくまで「結果」そのものがわからないわけだけど、ノーベル賞(に限らず直木賞でも何でも)は、いわゆる「研究成果」はもうわかっています。

でも、あらためて「賞」という形で取り上げらることの意味は大きいのですね。他と比べてどうだとか、審査基準がどうだとかいう話はどうでもよくて。

何より「世界同一基準で喜ばれている」感がいいなと思いました。

野球なんかの「記録」は、そうはいかないでしょ。

実際の成果より何十年もあとになって受賞することが多いのには、ちょっと不満があるけど、田中耕一さん(久しぶりに名前を思いだした)のような例も時にはあって、なかなかいいと思います。

月なみですが、おめでとうございます。

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2010.10.05

起訴されるということ

小沢一郎が起訴されていろいろ大変そうだけど、「起訴された」からといって、有罪と決まったわけではない、というのは当然のこと。

でも、実際には「起訴=有罪」だと感じる人が多いと思う。それどころか、その前の「逮捕」の時点で「有罪」と思う人率も同じくらいかも。

実際には判決がでるまでは有罪ではない(=無罪)なのだけど、「えん罪」が現実にあることはご存じのとおり。

起訴されると「有罪率」が99%だかだという歴史があるから仕方ないのでしょうね。

それに、いくら「判決がでるまではわからない」と言ったって、「逮捕」するためにも、かなりの証拠が必要なのだから、「単なるシロ」とは思いにくい事情もある。法的にはシロだけど、心情的、道徳的には真っ黒というのも多いしね。

今回の小沢事件はどうなるのだろう。
「有罪率99%」というのは、あくまでも検察が「有罪を取れる」と思って起訴した時の話だから、今度みたいに、検察が諦めたものを一般人がやり直して、裁判も検事ではなく弁護士がやるというのだから、結果は予測がつかない(検事役の弁護士は、ワクワクするだろうなぁ、いつもと反対のことができるのだから)。

裁判所はもともと検察の出してきたものを(結果的にですよ)殆どそのまま有罪にしてきたのだから、今回そうそう有罪にできないかもしれない。一方で、「検察不信」が騒がれる中、むしろ有罪になりやすいのかな、とも思えるけど、裁くのはプロだけだからね(裁判員は入らない)。

どういう理由か知らないけど、手続きがいろいろ大変らしくて、初公判は1年後というから、すぐ忘れちゃうだろうな。本人は大変だろうけど。

そうそう、こういう時は「予想」しておかないと面白くない。

ぼくの予想は「無罪」です。

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2010.10.04

Mad Science / 元素図鑑の著者がテレビ出演

本ブログで何度も紹介した『Mad Science』の著者であり、iPadの大ヒットアプリ『元素図鑑』の作者でもある、アメリカのテオ・グレイさんが、テレビの「世界一受けたい授業」に登場します。

「世界一受けたい授業」 
2010年10月9日(土) よる7時56分~8時54分
18:30~21:54(3時間スペシャル)
日本テレビ系列

アメリカのマッドサイエンティスト、グレイさんを、日本の米村でんじろうさんが迎え撃つ、という「日米サイエンス対決」という形式です。

内容は、見てのお楽しみ。
スタジオ内ということで、あまり派手なことはできませんが、ビデオでは過激なものも紹介される「かも」しれません。

私は収録に立ち会いましたが、もちろん画面には出ません。ただし、iPadの元素図鑑を操作している画面が出たら、それはぼくのiPadで、指もぼくの指です。


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2010.10.01

電子書籍の醍醐味

iPadでの理想書店というアプリで「正義の話をしよう」という本を読んでいる。(タイトルに自信がない、電子本はめったに表紙を見ないから)。大変面白いと思いつつ、「本当にこれがベストセラー?」と不思議でもある。いえ、買った人みんなが内容を理解してくれるのなら、自分と反対であれ同意見であれ、いろいろ面白いと思うのだけど、本当に興味をもつのかなあ、という疑問。すごく読みやすいから「こんな難しい本読めるのかよ」という意味ではない。

個人的にはもうひとつ、「翻訳がいいなあ」と思っている。日本語として不自然なところを感じない。それでいて、苦労しただろうなと感じるところもある。

というわけで、原書を見たくなった。今日の小田急線の中でのこと。すぐ「Kindleにあるに違いない」と思った。Kindle本体は持ち歩いていないが、iPadにもKindleがある。久しぶりに使ったのでちょっと手間取ったけど2分とかからずに、日本語訳を読んでいるのとおなじiPadに原書が到着した。

日英を見比べて「なるほど」とか思ってみる。そうそう、原書のタイトルはわからなかったのだけど、ハーバード大学のサンドル教授が書いたので、 harvard sandleで検索したら "Justice" というのが見つかった。(実は「正義」の英語を思いつかなかったのだ。Sandleのスペリングは当たり)

しかし、行ったり来たりするのに、iPadはいちいちホーム画面を経由しなければならないのでつらい。理想書店アプリは立ち上がりが遅いし。早くiOSアップデートしないか。

ふと、iPhoneにもKindleが入っていることを思い出す。これも(3Gから4に)ハードを変えた関係でひと手間余計にかかったが、すぐにダウンロード完了。しかも、さっきまでiPadで読んでいたページが表示されている(知っていたことではあるが、改めて感動。理想書店は同じアカウントでも別デバイスでは読ませてさえくれない)。

これで、アプリを切り替えなくても、日英対比できる。と思った頃に目的地に到着したので実際に使ったのは1分だけ。

かなりレアな利用法ではあるけれども、
・全文読み通す予定はない
・検索したい
・紙で持っていたいという気持ちがない
という意味で、この用途には電子書籍が最適なのである。
「思い立ったら電車の中ででも買える」こともあわせてね。

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