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2011.07.08

ある出版記念イベントにて

きのうは、日経BP社の『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』の出版記念ブロガーイベントに行ってきました。いろいろな意味で感概深いひとときでした。

著者のカーマイン・ガロさんが来日して講演とディスカッションをやり、その通訳を、ぼくとTechCrunch Japanの同僚で『フェイスブック 若き天才の野望』共訳者の滑川海彦さんが務めたのですが、それがもうお見事。滑川さんは翻訳のプロですが、通訳は専門ではなく、写真好きでいうところの「ハイ・アマチュア」でしょうか。台本なしのぶっつけ本番ながら、日本語のダジャレまで(偶然?)滑り込ませて、正確(偉そうなこと言うな>自分)かつ楽しい通訳でした。

その滑川さんご本人が「通訳しやすかった理由」として挙げたのが、ガロさんの話の組み立てのうまさ。何しろ、前著はあの20万部のベストセラー『スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン』ですから。考えてみたら、プレゼン本の著者がプレゼン下手だったら笑い話にもなりません。

そして、この2冊を翻訳したのが、NIFTY 翻訳フォーラム以来大活躍で、マイミクでもあるBuckeyeこと井口耕二さん

IMG_1748

写真は左から、井口さん、美人辣腕編集者のクール・ビューティーこと中川ヒロミさん、ガロさん、解説者でもあり、ガロさんの本を日本に紹介した外村仁さん、滑川さん。

中川さんは、一年前に『驚異のプレゼン』を担当して現在20万部、今年『野望』を担当して10万部、という驚異の連続満塁ホームランバッターです。

写真には写っていませんが、中川さんのボスである「ともこブチョー」との名コンビを、滑川さんとぼくは「ビューティー・ペア」と呼んでいます。そして、きのうは主催者としてブチョーがヒロミさんを「すばらしい編集者」と紹介していたところを、ぼくがマイクジャックして「このふたりはビューティー・ペア」ですと、100人からの有名ブロガーを前に宣言しました。これで全国にビューティー・ペアの名が轟く。さらにはガロさんにも言ったから世界へ。

10万部とか20万部とかいう数字は、日頃翻訳という地味な仕事をしている身にとって全く縁遠いもので、大先輩の井口さんとも「夢のよう」と話していました。

井口さんと滑川さんとぼくは、2007年に井口さん訳の『ウィキノミクス』という本の読書会でお会いしたのですが、4年後にこんなことになろうとは想像だにできませんでした。

多くのみなさんと幸運に感謝。


肝心のガロさんの講演について書いていませんが、「イノベーション」について、実に楽しくためになる話でした。ぼくにはとても紹介しきれないので、例えば以下のブログなどをご参照ください。

「スティーブ・ジョブス 驚異のイノベーション」刊行記念イベントに行ってきました[Lifehacking.jp]
http://lifehacking.jp/2011/07/jobs-book-event/

スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション (カーマイン・ガロ) は、ジョブズやアップルがあまり好きじゃないという方こそ読むべき本だと思います。[tokuriki.com]
http://blog.tokuriki.com/2011/06/post_635.html

動画もいずれアップされると思いますが、今は不明。

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