2005.12.26

下仁田ネギ三昧

浅草の「ねぎま鍋」の話題がきっかけで下仁田ネギをたくさんいただきました。(感謝!>271828さん)

群馬の人にとっても、ふだんは口に入らない「高級品」。ブラジルの人がブルーマウンテンをめったに飲まないのと同じか。福井の人も「越前ガニ」はめったに食べられないと言っていたし。

そんなうれしい「下仁田ネギ」、まずは「鍋」。

・鶏の骨付きモモ肉
・鶏つくね(軟骨入り)
・しめじ
・しいたけ
・えのきだけ

などを、昆布を敷いた土鍋で煮て、ポン酢でいただきました。他の野菜は高いし、この際「ネギ、ネギ、ネギ」で行きました。いやー、おいしかった。

さらには「焼ネギ」。外の皮をつけたままで黒くなるまで焼いてはがしてドレッシングで食べるとこれがまたおいしい。次の日は息子が友だちを呼んで「焼ねぎ大会」をしたそうな。正油をかけたり、わさび漬をつけたり。

まだ残っているので最後はすき焼きで飾ろうかな。

写真がないのは残念だなぁ。気がついた時にはもう鍋が半分になっていたもんで。

December 26, 2005 at 09:58 AM in 映画・テレビ | | Comments (0)

2005.06.01

「奇跡じゃない」じゃないじゃない

5月18日(水)にTBSで放送された、

『確率10000000分の1!?世にも不思議な超偶然事件簿!!
 アレは奇跡?奇跡じゃないってば!!" 』

放映されてからかなりたちますが、ようやく録画を見たのでひとこと

オカルト番組が氾濫する中、勇気を奮って「そんなの奇跡じゃないよ」というテーマを扱ってくれたことにまずは感謝。
「と学会」運営委員でもある唐沢俊一氏が出演し、監修?にはこれも「と学会」の皆神龍太郎氏が名を連ねていました。

全体の感想としては「イマイチ」。

「奇跡ではない」と言いたいあまりの無理が目立ちます。ぼくが見る限りは、出てきた話はすべて、「奇跡」でいいと思うから。

1.ジグザグ名前
 紀子さんと雅子さんの名前が

おわだまさこ
×××××
かわしまきこ

 と交互に読んでも同じになる、という「奇跡」。

いろいろな名前を調べて「こういうことはよく起きますよ」ということを説明するのですが、その根拠がちょっとなぁ。

日本中のすべての名前同士の組み合わせでは「1兆以上」こういうジグザグのセットがある、だから「珍しくない」というのだけど、それではだめでしょう。紀子さんと雅子さんはそれぞれ(皇室であることは置くとして)礼宮と浩宮という兄弟と結婚したから面白いのであって、何の関係もないふたりが何兆組ジグザグになっていても仕方ない。「あるふたりの名前がジグザグになる確率」を言ってくれればいいのだけど、それだと結構「奇跡っぽい」数字になっちゃうのかな。

2.カンガルーの恩返し
 落ちてきた枝に当たって気絶している主人のことを、家人に知らせて助けたカンガルーの話。
 はじめに「育ててくれた主人に恩返しをした」という美談として紹介しておいて、それを「食欲という本能に従って行動したまでで、奇跡ではない」とするのだけど、こんなものもともと「恩を感じた」という前提が無理。唐沢さんが適切にコメントしていましたが、「食欲による行動の結果、人命を助けた」ことの方が、はるかに奇跡といえるでしょう。「美談ではなくて奇跡です」ということ。
 ところで、カンガルーは〈まず、主人を見つけて、それから家人を呼びに行った〉という映像になっていたけれども、ホントにそうなのだろうか。いきなり家に行って、それから主人のところに行ったのかもしれない。知っているのカンガルーだけだから。(これは、ただのいいがかりですが)

3.なくした指輪が見つかった
 12年前に海に落とした婚約指輪が、少年たちが釣り上げた魚(タラ)の中で見つかり、新聞の通じて本人に戻った、という話。
 これを「奇跡じゃない」という理由として、こんなことをいいます。
(1)タラは雑食(「タラ腹」はそこから来たとか←へぇ)なので指輪を食べるのは不思議ではない。(指輪をエサにしてタラを釣る実験までします)
(2)落とした場所の近くで指輪が見つかったのは、タラが長生きで、かつ同じところに留まっているからである

(1)はOK。(2)の意味がわからなかったのだけど、どうやら「落とした直後にタラが指輪を食べて、しばらくしてから釣られた」と勝手に想定されていたようです。が、そんなもの、「指輪を食べた直後に釣られた」と考える方が自然でしょう。

 いずれにしても、海に落ちている指輪の何%がタラに食われ、かつそのタラが釣られる確率は、かなり小さいわけで十分「奇跡」でしょう。さらに、それを釣り上げた人が新聞社に届けて、それを持ち主が見つけて、となれば、非の打ちどころのない「アンビリーバボー話」だと思います。(1万キロ離れた海で見つかればもっといいけど)

4.高度5000メートルから落下して助かった男
 5000メートルの戦闘機から飛び降りた男が助かったという話。
 助かった理由は
(1)高度400メートル以上だと「終端速度」に達しているので、いくら高くてもそれ以上速くならない。(でも時速200kmだぜ)
(2)モミの木の枝がクッションになった
(3)雪もクッションになった

(1)は、たしかに知らない人も多いだろうから「高度5000メートルだったら、時速1万キロか」と思っ人にとっては「へぇ」だけど、200km/hでも十分速い。
(2)と(3)は「なるほど」ではあるけど、だからといって「奇跡ではない」と言うか? たしかに、同じような枝と雪に落ちた時に助かる確率はそこそこあるのかもしれないけれども、空からランダムに落ちた時に、そういうところに落ちる確率がとれほどあるというのだ。落ちたところを見つけてくれる人がいなければやっぱりダメだろうし。

5.偶然知りあいに会う確率
 友人から、50年前の恋人を探してくれるよう頼まれていた男が、地下鉄で隣り合わせた女性がまさにその人だった、というような話。
 そもそもあまり面白いネタではなかったのだけど、番組では「友だちの友だちの友だち」までたどると、大ていの人とは知りあいだ、という話にこのことが「へえー」のようでいて、現実にはあまり面白いことにならないのは、お互いの「友だちの友だち」に共通の人がいるかどうかを知る術がないからでしょう。あう人ごとに「友人リスト」を見せあうわけにはいかない。

 その点mixiのようなSNSでは、それを機械的に探すことが可能だから、面白いですね。

 番組では、タレントが浅草の町を歩いて、会う人ごとに「この人知って
ますか」とかやっていたけど、共通の知りあいが「タレント」である点が
特別すぎて参考にならなかった。

唐沢さんのコメントが救いでした。

June 1, 2005 at 04:17 PM in 映画・テレビ, 科学 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.08

『だます心 だまされる心』 NHK教育

NHK人間講座
 『だます心 だまされる心』(新)(全8回)

[講 師] 安斎育郎 (立命館大学教授)

本放送:12月 8日(水)~(毎週水曜夜)
     午後10:25~10:50
再放送:12月15日(水)~(毎週水曜早朝)
     午前5:05 ~5:30
再々放送:1月14日(金)~(かなり先の金曜早朝)
     午前2:00 ~2:25

Japan Skepticsの会長でもある安斎さんがNHKに8回にわたって出演。
こういうスケプティックものをNHKがやろうと思ったところがエライ。
「NHK京都制作」ということで、安斎さんの地元。

今日の第一回をちょっとだけ見たら(録画はしてます)バーのカウンターに立って、手品師風の格好をしてしゃべっていました。

(各回の内容)
12/ 8 第1回 「トリック~人為的な不思議現象にはタネがある」
12/15 第2回 「文学・芸術の中の“だまし”~ユーモア溢(あふ)れるウソ」
12/22 第3回 「霊とカリスマの世界」
12/29 第4回 「実生活に潜む“だまし”~思い込みと欲得の落とし穴」
1/12 第5回 「“だまし”の社会現象~政策誘導のための“だまし”」
1/19 第6回 「自然界の“だまし”名人」
1/26 第7回 「迷惑な愉快犯たち」
2/ 2 第8回 「どうすればだまされないか?」

放送時間などは番組ホームページをご覧ください。

December 8, 2004 at 11:55 PM in 映画・テレビ | | Comments (2) | TrackBack (1)